ハワイを始め、アメリカはカード社会なので、現金が必要なシチュエーションがどんどんなくなっています。とは言うものの、ハワイではまだ現金が必要な場合が結構ありますので、実体験をもとにどういう場合に現金が必要になるか具体的にご紹介したいと思います。
ハワイ旅行で現金が必要なシチュエーション
リストアップしてみると、ハワイで現金が必要な場面が結構あることに気づきました。こちらを参考にハワイ旅行時の現金の用意をしましょう。
・チップの支払い
ハワイ旅行のシチュエーションでいえば、チップの支払いが最も頻繁かもしれません。送迎バスの運転手さん、ホテルのベルボーイさんが荷物を運んでくれたとき、ベットメイキングなど細々としたチップの支払いのタイミングがありますよね。滞在期間によりいくらから現金を用意しておくと安心です。
・駐車場やバレーパーキング代金の支払い
バレーパーキングとは係員が代わりに車を運転して駐車場へ入出庫するサービスのことです。これはかなりの確率でカード払いができない可能性が高いです。ホテルやレストランによってはバレーパーキングしかない場合がありますので要注意です。ちなみに、マノアの滝はバレーパーキングではないですが、現金で係員に駐車場代を払う形になっています。そして、この記事を書いた当日にも現金しか受け付けない駐車場を利用して、意外にもキャッシュオンリーはあるんだなと再認識しました。
また、ストリート・パーキングのマシンは基本的にクレジットカードが使えるのですが(マスターかVISA)、万が一自分のクレジットカードが使えない時のために小銭は必要です。
・タクシー代の支払い
一部のタクシーは現金しか受け付けていないことがあります。乗ってしまってからだと遅いので、乗る前にクレジットカードが使えるか聞きましょう。
・コインランドリー
長期滞在される場合で、コインランドリーを利用することがあったら、現金が必要になるかもしれません。例えば、イリカイはコインランドリーがコイン式なので、細かい現金が必要です。
・ザバスのホロカードの支払い
ABCストアやフードランドなどでHoloカードにお金を入れる場合は現金が必要ですので、ご注意ください。ただし、Holoカード公式サイトで課金する場合にはクレジットカードが使えます。
・レストランやショップ
まだカード決済の端末を入れていなくて、現金しか受け付けていないお店もあります。たとえば、ノースショアにあるジョバンニ、シャーベットが美味しい高橋果実店(Henry’s Place)、シェーブアイスが有名なWaiola Shave Ice、リブアイステーキが人気なRay’s Cafe、カパフルのポケ専門店Ono Seafoodなどです。旅行者の方はあまり行かないかもしれませんが、カハラにあるギリシャ料理店のOlive Tree Cafeも現金のみです。
・ファーマーズマーケットやトラック
やはり、KCCやカカアコで開催されているファーマーズマーケットやトラックフードのお店はまだ現金しか扱っていないところもあるかと思います。それでもカード決済が簡単に導入できる今はだいぶカードでの支払いができるようになりました。
カードが使えないことも想定して
万が一日本発行のご自身のクレジットカードが使えない時のために現金が必要です。カード会社がストップをかけてしまったり、どうしてもうまく精算できない時があります。
そういった時には現金がないと、支払いができませんので、準備が必要です。
<体験談>現金がどうしてもすぐに必要だったのに、なくて非常に困った実体験をご紹介
ここからはちょっと気持ち悪い話なので、汚い話に強い方だけ読んでください。
つい先日のことです。息子と一緒にスターバックスに行きました。うねうね道のドライブをした後だったのですが、息子は気持ちが悪くなってしまい、店内で吐いてしまったんです。私が片付けようとしたところ、天使のようなスタバの店員さんが奥からやってきて「お掃除屋さんを10年やっていたから、大丈夫よ。私が片付けるから」と言ってくださって、手伝おうとしたのですが、「大丈夫大丈夫」とおっしゃるんです。
アメリカではこういうとき、多めのチップを渡します。が、その時、私は現金を一切持っていなくて、とても困ったんです。すぐ近くにはATMもないですし。。結局ショッピングモールを駆け回って、やっとのことで見つけたATMでお金をおろしました。ハワイのATMって壊れていることもあるので、現金が引き出せて良かったです。。
お店に戻ったときには掃除をしてくれた彼女がいなくて、チップはマネージャーの方に託しました。名前を聞いてあったので、「○○さんに直接渡してください(Please give this to ○○)」と伝えて、お店を後にしました。ちなみに私はこのとき$30のチップを渡しました。アメリカ在住歴はまだ10年。値段の基準が分からなくて「$30で足りるかな?」と心配したのですが、気持ちなので。。。今度お店に行って、直接またお礼を言いたいと思っています。
ハワイ旅行でこう言ったシチュエーションが起り得るのはホテルかもしれません。飲み物をカーペットの上にこぼしてしまった、子供がベッドでおねしょをしてしまったなど、いろいろなことが起こりますよね。そう言った場合は$20なり、$30なりチップをその問題の場所に置いておきます。また、メモ書きをしておくと良いかもしれないですね。
<体験談>アメックスしか持っていなくて困った時のお話
ストリートパーキングのマシンはVISAとマスターしか受け付けていなくて、それを完全に忘れており、アメックスしか手元にない時、すごく困りました。その時は大きな札はあっても、小銭が足りなくて、結局近くのコンビニで小銭に崩しました。
こういう時、現金自体がない場合には、ATMを探してお金を下ろして、小銭にする一連の作業が必要になりますよね。十分にご注意ください。
現金の準備について
現金が必要なのは、主にチップの支払いのときですが、念のためいくらかドルを現金で日本から持って行くと良いでしょう。
空港には両替所があるかもしれませんが、空港についてから行くのは結構しんどいものです。
旅行中にもっとドル現金が必要になった時のために日本円を持っていき、ワイキキなどの両替所で変えるか、クレジットカードのキャッシング枠で引き出すのが良いでしょう。両替をしてもらうときは、1ドル札も混ぜてもらえたらチップに利用しやすいです。
まとめ
こちらの記事ではハワイ旅行中に現金が必要なシチュエーションについて解説いたしました。ハワイ旅行中の支払いはクレジットカードが中心かと思いますが、チップやショップ、駐車場、タクシーなどの支払いのために、いくらか現金を持って行くようにしましょう。今後のハワイ旅行のお役に立てばと思います。
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