3月8日(土)にクアロア・リージョナル・パークにてホクレア50周年誕生祭/第16回クアロア・ハキプウ・カヌー・フェスティバル が開催されます。今回はホクレア誕生50周年を祝う式典です。
イベントではホクレア号が実際に到着する様子を見学することができます。貴重な機会となりますので、ちょうどハワイにいらっしゃる方はぜひ行かれてみてください。クアロアランチの向かい側にあるビーチパークです。なお、駐車場は混雑することが予想されますので、時間に余裕を持って到着するのがおすすめです。
ハワイの「ホクレア号」はエンジンやGPSなどを使わず、星や風などを頼りに航海する伝統航海カヌーです。1975年3月8日にオアフ島クアロアから初めて出航しました。
ホクレア50周年誕生祭のイベント情報
ホクレア50周年誕生祭
第16回クアロア・ハキプウ・カヌー・フェスティバル
日時:3月8日(土)午前8時〜午後4時
会場:クアロア・リージョナル・パーク(Kualoa Regional Park)
49-479 Kamehameha Hwy Kaneohe, 96744 United States
イベントスケジュール:
8:00am ホクレア到着式典
9:00am 50 周年記念プログラム
11:00am – 4:00pm クアロア/ハキプウ カヌー・フェスティバル
ホクレアとは?
ホクレア(Hōkūleʻa)は、ハワイの伝統的な航海カヌーのことを言います。1975年に建造されました。「ホクレア」はハワイ語で「幸運の星」または「喜びの星」という意味があります。
ホクレア号の特徴
ホクレアは伝統的な設計になっています。ポリネシアの先祖様が使用した双胴カヌー(カタマラン)を再現し、エンジンやコンパス、GPSなどを使わず、星や風、波などの自然の要素を頼りに航海します。
ホクレアの歴史
ホクレア号は1975年に完成。そして誕生から1年後の1976年5月1日に、ホクレアはハワイを出発し、伝統的な航海術を用いてタヒチを目指しました。実に600年ぶりのハワイの伝統航海術を使った就航です。
この成功により、ハワイアン文化とポリネシア航海術(スター・ナビゲーション)の復興が進むことになります。こうして、ハワイ先住民の間で失われつつあった伝統航海術が復活したのです。
ホクレアの意義
ホクレアの航海は単なる冒険ではなく、ハワイ先住民の文化の復興、そして伝統航海術の継承、環境保護への意識を向上させることに貢献しています。そしてポリネシア文化の再認識にも。