【Insta360 Flowジンバルのレビュー】メリット、デメリット、体験レポート。買う前に注意点をチェックしよう!

Insta360 Flowのメリット、デメリット、体験レポート、買う前に注意点をチェック!

こちらの記事ではInsta360のジンバル「Insta360 Flow(インスタ・360・フロー)」を実際に使用してみた感想、メリット、デメリットについてご紹介したいと思います。私は「Insta360 Flow」にたどり着くまで色々なジンバルを買って試してみたのですが、このジンバルが今の所最強だと思っています。

理由はメリットのところでご説明したいと思いますが、とにかく他のジンバルよりも使いやすいです。そして、手ぶれ補正機能がよく、バランスを崩して暴れないという点がとても気に入っています(私はiPhone 12 Proを使用)。

ジンバルとは?
ジンバルとは一般的に、モーターを使用したスタビライザーのことを言います。ジンバルに携帯を固定すして撮影をすることで、撮影者の揺れやカメラの傾き抑えて撮影することができます。そのため、撮影者が歩いたり走ったりしても、カメラを安定させて撮影することができます。

私の個人的な使用用途
私は「Insta360 Flow(インスタ・360・フロー)」をインスタ・ライブ配信の時とガタガタな道沿いで綺麗に撮影をしたい時に使っています。

Insta360 Flowが買える場所

Insta360 Flowが買えるお店

Insta360公式ホームページ
●価格:20,900円もしくは$159
(2024年1月23日時点)
●送料:無料(日本とアメリカともに無料)
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https://www.insta360.com

それでは、詳しくInsta360 Flowを見ていきましょう!

(ご注意)こちらのレビューはあくまでも私個人の体験からの評価となりますこと、ご了承くださいませ。私が使用している携帯はiPhone 12 Proです。

目次

Insta360 Flowを買った理由

これまで色々なジンバルを買って、失敗してきました。最後にInsta360 Flowを買って、これがダメだったら諦めようと思っていたのですが、素晴らしい製品で、今では愛用させていただいています!

Insta360 Flow(本体)と付属品

Insta360 Flowには以下のものが同梱されていました(2023年9月にアメリカで$159にて購入)。

・Insta360 Flow本体
・マグネットクリップ
・ラバーグリップ
・充電ケーブル
・持ち運び用の袋
・保証書、クイックガイド、安全ガイドなどの資料

Insta360 Flowのレビュー

Insta360 Flowの外観

こちらが折りたたんだ状態のジンバルです。ほぼ長方形の形になるので、カバンに入れて持ち運びやすいです。↓

Insta360 Flow(インスタ360 フロー)の外観・デザイン

前に持っていた他社のジンバルは折りたたまないデザインで大きさもあるし、形が歪だったので、カバンに入れにくかったです。「Insta360 Flow」はコンパクトになるので、とてもGOODです。👍

それと、白のジンバルってあまりないので、自分的にはポイントが高かいです。

Insta360 Flow(インスタ360 フロー)は折り畳むのでコンパクトになります

携帯を「Insta360 Flow」に取り付けるとこのような外観です。↓

Insta360 Flow(インスタ360 フロー)にスマホをつける(横)

携帯を縦にすることもできて、問題なくバランスが取れています。↓

Insta360 Flow(インスタ360 フロー)にスマホをつける(縦)

さらに、「Insta360 Flow」には自撮り棒が内蔵されていて角度をつけることも出来ます。自撮り棒を取り出すときは少し硬めではあります。でも、使っていない時に簡単に出てきてしまっても困りますので、硬めで良いのかもと思いました。↓

Insta360 Flow(インスタ360 フロー)の自撮り棒

なんと、インスタ360 Flowには三脚も搭載されています。電源を落とさないで、どこかにサッと置きたい時に便利だと思いました。ライブ中も手際よく三脚が出せるので、とても気に入っています。↓

Insta360 Flow(インスタ360 フロー)の三脚

このように、持ち手に三脚の脚部分が内蔵されていて、引っ張り出すことができます。しいて、言うならば、三脚がきゃしゃなので、使う頻度がとても多い場合は別購入の三脚をつけると良いと思います。

持ち手の後ろ側にはポジションのリセットやターゲットの追尾解除をするためのボタンがあります。↓

インスタ360 Flowの後ろにあるリセットボタン

Insta360 Flowの操作パネルについて

Insta360 Flowの操作パネルには色々な機能ボタンが備わっています。中央には携帯の角度を前後左右に変えられる丸いジョイスティックがついています。また、切り替えボタン2回を押すと、携帯が回転して、横向きと縦向きの切り替えができます。

Insta360 Flowのコントロール・パネルについて

私が気に入っている機能は電源ボタンを1回押して充電レベルを4段階で確認する機能です。パネルの上にあるAUTO、F、PF、FPVの丸ですが、こちらの4つの丸で充電レベルを確認します。4つとも青くなるとフル充電もしくはそれに近い状態です。

操作パネルの周りにあるギザギザしている部分は回転ダイヤルになっていて、インスタ360のアプリを使って撮影をしている時に、ズームインしたりズームアウトすることができます。

なお、Insta360のアプリにだけ対応しているボタンの押し方もあります。詳細は上記画像を参照ください。

撮影アングルについて

コントロールパネルにあるジョイスティックで取り付けているスマホの角度を変更することができます。わりと角度がつきます。

ジンバル自体に角度をつけて持てば、さらに深い角度で撮影が可能です。かなりの角度で持っても、きちんと携帯をホールドしていて、ブルブル揺れたり暴れたりしません。

また、自撮り棒を使うと、しゃがまなくても、海など、地面に近いローアングルの撮影ができるのでおすすめです。👍

Insta360 Flowのメリット・利点

実際にInsta360 Flowを使ってみて、メリットや良い点をまとめてみました。

・総合的に使いやすいジンバル
・優秀な手ブレ補正力
・iPhone 12 Proがきちんと固定された(暴れない)
・携帯の取り付けがすごく簡単
・専用アプリで被写体を追尾する機能
・携帯を充電しながら使える
・電源をオンにすると、すぐに携帯のバランスが取れる(調整が不要)
・外付けマイクなどを取り付ける物理的スペースが十分にある
・充電の持ちが良い

この中からいくつかピックアップして詳しく解説いたします。

優秀な手ブレ補正力

ジンバルなので当然ではありますが、Insta360 Flowは優秀な手ブレ補正力があります。モーターが強力だからか、携帯をホールドするバランスも非常に良いです。そのため、私は安心して撮影をすることができて、とても満足しています。

確かに最近のiPhoneは手ブレ補正が入っていますが、Insta360 Flowを使うとより滑らかな撮影をすることができるという魅力があります!

(ライブ配信に関する重要ポイント!)
インスタやフェースブックなどでライブ配信を行う際にはiPhoneに搭載されている手ぶれ補正が作動しません。そのため、私のようにライブを頻繁に行う者にとっては、「せっかくのライブ、綺麗な映像を流したいのに」と困ったことになります。私はInsta360 Flowを使い始めて、滑らかな映像をライブ配信ができて、フォロワーさんも酔わずに心地の良い映像をご覧いただけています。

実際にInsta360 Flowを使って撮影した映像

実際にInsta360 FlowにiPhone 12 Proを装着して、ビーチ沿いを歩いてみました(筆者はハワイ在住者です)。ご覧の通り、滑らかな映像が撮れています。

動画の1分50秒あたりから走っているので、良かったら、走っている状態の映像もご確認ください。また、動画の最後の方は自撮り棒を取り出して波の近くを撮影してみました(濡れてほしくないので、あまり近付いていませんが)。

iPhone 12 Proがきちんと固定された(暴れない)

インスタ360 Flowは130g〜300gのスマホが使用できるスペックになっています。私の持っている携帯はiPhone 12 Proなのですが、問題なく使用できています。バランスが崩れたり、暴れることもないので、問題なく水平で綺麗な動画が撮れます。これが私にとって一番大事な魅力ポイント。👍

これまで何度か経験しているのですが、スペックでは「重い携帯に対応している」と記載があっても、実際に使用してみると、ちゃんとバランスできなかったり、モーターが耐えきれなくてブレブレの映像になってしまうジンバルもありました。(Feiyu Techがその一つでした)

インスタ360 Flowは本当に200グラムを超える重い携帯(iPhone 12 Pro)でも大丈夫でしたので、撮影やインスタライブなどで安心して利用できています!

携帯の取り付けがすごく簡単

とにかく携帯の取り付けがすごく簡単で、とても気に入りました!マグネット・クリップに携帯を取り付けて、本体のマグネット部分にパチっと合わせるだけです。「軸を動かしたりするバランス調整」がないので、本当に楽。

インスタ360 Flowの携帯用マグネットクリップ

マグネット・クリップは携帯の中央に取り付けます。

本体にマグネットクリップが装着している状態です。くぼんでいるところを合わせて取り付けます。すごく簡単です。↓

携帯をマグネットでクリップオン

携帯を本体に取り付ける順番はどちらでもOK。

インスタ360 Flowの電源をつける

「携帯+クリップ」を本体に取り付ける

もしくは

「携帯+クリップ」を本体に取り付ける

インスタ360 Flowの電源をつける

参考までに、インスタ360 Flowは折り曲がった状態から展開すると(広げると)、電源が自動的につきます。ちなみに、インスタ360 Flowは携帯なしで電源を入れても本体が暴れません。

Insta360 Flowの電源の入れ方

専用アプリで被写体を追尾する機能

インスタ360 Flowは「AI追跡技術」が優秀です。専用アプリを使って、動画内で被写体を追尾することができます。

しかも、指定した被写体が画面からフレームアウトしても、フレームインした時に、すぐにまた追尾してくれます。ちなみに追尾は人だけでなく、動物そして物体にも指定をすることができるので、物撮りにも使えます。

追尾したい物や人を専用アプリ上でドラッグして選択すると追尾設定ができます。下記画像の緑の枠内(招き猫)が追尾する被写体として設定されている状態です。

インスタ360の「AI追跡技術」が素晴らしいです。

携帯を充電しながら使える

iPhoneってバッテリーの減りがものすごく早いですよね。Insta360 Flowは携帯の充電が可能なので、とても便利だと思いました。

その分、Insta360 Flowの充電が減りますが、大きなバッテリーを搭載しているので、ジンバル本体の充電レベルをそれほど気にせずに携帯を充電できるのではと思います。

Insta360 Flowは携帯を充電しながら使える

外付けマイクなどを取り付ける物理的スペースが十分にある

私は外付けマイクを使用して撮影することが多いのですが(特に風が強い日など)、Insta360 Flowに携帯を取り付けても、マイクのアダプターを付ける物理的なスペースが十分にあります。

ジンバルによっては、差し込み口がジンバルに近すぎてチャージができない、マイクのパーツも取り付けられないなど、不都合なデザインもありますので、注意が必要です。皆さんんも気をつけてくださいね!

マイクのアダプターをInsta360に取り付けてもスペースの問題なし

充電の持ちが良い

Insta360 Flowのバッテリーは大きいため、充電の持ちがとても良いです。スペック上では、連続録画時間が12時間と記載があります。DJI Osmo Mobile 6の録画可能時間は約6時間なので、Insta360 Flowはその2倍の長さを撮影できることになります。ちなみに、充電時間は約2時間です。

なお、連続録画時間12時間というのは室温条件下 (25℃)で、完全にバランスのとれたジンバルを平らな表面に置いて検証をした場合の充電持ち時間だそうです。歩いたりして撮影している場合には撮影可能時間は減るかと思います。

Insta360 Flowのデメリット/注意点

Insta360 Flowのデメリットや注意点をリストアップしてみました。買う前にぜひ一読ください。

・持ち手が短くて、少し持ちにくい
・なかなか重いです
・iPhone以外は制限がある可能性も

持ち手が短くて、少し持ちにくい

持ち手が短いので、付属のラバーグリップを付けないと持ちにくいです。私は常にグリップをつけている状態にしてあります。

持ち手が短くて、少し持ちにくい

グリップはつけなくても使えますが、つけたほうが持ちやすさが倍増します。

付属のラバーグリップ

Insta360 Flow、なかなか重いです

Insta360 Flow、なかなか重いです。特に、自撮り棒を伸ばした状態で使用すると、先端に重さが集中するので、結構疲れます。それでも、持っている手を変えるなどして工夫をすれば問題ないレベルだと個人的には思いました。

Insta360 Flowの重さ
本体+マグネットクリップ+ラバーのグリップを自宅の計量器で重さを測ってみると、430グラムでした。参考までに、私の携帯(iPhone 12 Pro)を取り付けると合計で630グラムになりますので、結構な重さです。トレーニングになるかも(笑)。なお、DJI Osmo Mobile 6は340グラムなので、Insta360 Flowの方が少し重いです。

Insta360 Flowの重さ

iPhone以外は制限がある可能性も

Insta360 FlowはiPhoneに最も適しているジンバルと言えます。なぜなら、Androidは対応されている機能とされていない機能があります。購入する前によく確認された方が良いです。

例えば、iPhone以外は撮影できる解像度が低くなります。専用アプリで、iPhoneでは4K 60fps(高画質)での撮影ができるのに対して、iPhone以外は「4K 30fps」もしくは「1080p 30fps」での撮影しか出来ません。

また、スマホの種類によっては、そもそもクリップに取り付けられない機種もあるようですので、購入前に対応機種をご確認ください。

Insta360 Flowのレビューまとめ

Insta360 Flowは製品の完成度、安定感、デザインなど、私はとても高く評価しています。なんと言ってもブレ補正が優秀なのと、携帯が暴れることがないので、安心して使用できるのが、非常にありがたいです。

類似品よりも少し重さはありますが、私は使っていくうちに慣れていきました。

「Insta360 Flow」を買った経緯

最後に「Insta360 Flow」を買った経緯を詳しくご説明します。

私の場合、ハワイ旅行に関連したインスタグラマーなので、インスタでライブを行うことが多く、「お散歩をしながら綺麗な映像をライブで届けたい」という思いが強いです。

ただ、「Insta360 Flow」のような、納得のいく強力なジンバルになかなか出会えなくて、しばらくの間、悩んでいました。

もともと持っていたジンバルは昔のiPhoneで使用していたため、携帯が軽いので問題がなかったのですが、近年のiPhoneは重いため、その古いジンバルは携帯の重さに耐えられませんでした。携帯がよく暴れたり、斜めになってしまったり。。本当に困っていました。やっぱり妥協をしないで、綺麗な映像を撮りたい(!)と思い、強力なジンバルを探すことに!

ちなみに、ご存知でない方のために、お伝えすると、最近のiPhoneは優秀な手ぶれ補正が入っていますが、ライブ配信となると、その機能がなくなるので、初期のIphoneのようなブレブレの映像になります。ブレブレの映像はやはり見ている方としては疲れますし、視聴者の離脱にも繋がります。

買い替えの時にまず1つ目に買ったのがFeiyu Techのジンバルです。結論から言うと、携帯の重さに耐えられないのか、装着して早々に斜めになりました(笑)。アマゾンの商品概要欄ではIphone 12 Proの重さにも対応していると書いてあったのですが。。すぐにアマゾンに返品をしました。「返金されて良かった!」と一安心。

すぐに返品したFeiyu Techのジンバル
すぐに返品したFeiyu Techのジンバル

次に色々リサーチしていたら、「Insta360 Flow」を見つけました。DJIの小型カメラを持っているので、DJIのジンバルもすごく気になったのですが、「Insta360 Flow」は使用時間が最長で12時間(DJIの2倍)ということで、充電をし忘れてしまう私にとって、魅力的に見えました。少し重くてもInsta360Flowを試してみることにしました。

こちらの記事でご紹介した通り、Insta360 Flowのメリットは多く、Insta360 Flowを買って本当に良かったと思っています。

まとめ

こちらの記事では「Insta360 Flow」のメリット、デメリット、注意点、そして実際に使ってみた感想をお伝えしました。前まで持っていたジンバルは売って、Insta360 Flow一本でライブ配信/撮影をしていこうと思っています。

Insta360 Flowに興味をお持ちになった方は、リンクを貼っておきますので是非ご検討ください。

最後までお読みいただき、ありがとうございます!

Insta360 Flowが買える場所

Insta360 Flowが買えるお店

Insta360公式ホームページ
●価格:20,900円もしくは$159
(2024年1月23日時点)
●送料:無料(日本とアメリカともに無料)
<ギフト>Insta360 Flowに使えるスポットライトのプレゼント付き!
https://www.insta360.com

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この記事を書いた人

【山内マーシャ】神奈川県出身。19歳まで日本で育った日米ハーフです。夫と2012年にハワイ、オアフ島へ移住。実はイギリスにも10年住んでいたことがあります。ロンドン大学で社会研究論の修士号を取得し、しばらくイギリスで勤務。現在はホノルルで夫のオーダーメイド家具の事業を手伝っています。

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