ハワイを含むアメリカのクイックシルバー、ビラボン、ボルコムが閉店

クイックシルバー、ビラボン、ボルコムが実店舗を閉店

サーフやアウトドア系のアパレル・ブランドとして知られるクイックシルバー、ビラボン、ボルコム、RVCAのアメリカ全土の店舗が閉店すると、親会社の「リベレイテッド・ブランズ」が発表しました。

カリフォルニア州コスタメサに本社を構えるリベレイテッド・ブランズは、今週アメリカ合衆国連邦倒産法第11章に基づく破産を申請し、124店舗を閉鎖することを発表。

リベレイテッドは、「営業コスト等がかさむ中、予想を大幅に下回る売上で、厳しい状況に直面した」と説明しています。

ワイキキのビラボングの閉店セール(2025年2月7日撮影)
ワイキキのビラボングの閉店セール(2025年2月7日撮影)

店舗閉鎖の背景として、高金利、サプライチェーンの問題、低価格のファストファッションブランドとの競争激化など、複数の理由を挙げています。

ワイキキのクィックシルバー
ワイキキのクィックシルバー

アメリカ全土のお店は閉店するものの、クイックシルバー、ビラボン、ボルコムは、今後もいくつかの提携先のもとで、オンラインでの製造や販売を継続するとしています。

私も早速ハワイはワイキキにあるクイックシルバー、ビラボン、ボルコムの実店舗を訪れてみました。

ワイキキのビラボンも閉店セール
ワイキキのビラボンも閉店セール

60%の閉店セールをしていると聞いたのですが、それはオンラインのようで、2月7日時点では10%〜30%のセールでした。

今後、さらなるセールが行われることが予想されます。

ワイキキのクィックシルバーの閉店セール(2025年2月7日撮影)
ワイキキのクィックシルバーの閉店セール(2025年2月7日撮影)

ハワイでも馴染みのあるサーフブランドのショップがなくなると聞くと、やはり時代の移り変わりを感じます。

昨年は、コールズやメイシーズなどの大手百貨店も業績不振の店舗を数十カ所閉鎖していますし、昨今の小売業界の変化や難しさを物語っています。

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この記事を書いた人

【山内マーシャ】神奈川県出身。19歳まで日本で育った日米ハーフです。夫と2012年にハワイ、オアフ島へ移住。実はイギリスにも10年住んでいたことがあります。ロンドン大学で社会研究論の修士号を取得し、しばらくイギリスで勤務。現在はホノルルで夫のオーダーメイド家具の事業を手伝っています。

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