リゾート・パス(Resort Pass)に詳細については別の記事でお伝えしましたが、今回は実際にリゾートパスを利用してみた体験談を書きたいと思います。利用したのはワイキキの中心にあるツィン・フィン・ホテルです。当日のリゾートパスの利用手順やホテルのプールをワンデイで使ってみた感想など、詳しくご紹介したいと思います。
ツィン・フィン・ホテルについて
ツィン・フィン・ホテルもともとアストン・ワイキキ・ビーチ・ホテルという名前で馴染みのあったホテルです。2022年にリノベーション工事が入り、2022年11月にリニューアルオープンしました。
ツィン・フィン・ホテル(Twin Fin Hotel)
2570 Kalākaua Ave, Honolulu, HI 96815
ツィンフィンホテルのリゾートパスについて
今回はツィン・フィン・ホテルのカバナを利用するワンデイ・パスをリゾート・パスから購入しました。利用したのは2023年1月21日(土)で、予約をしたのはちょうど利用日から1週間前の1月14日(土)でした。
カバナが利用できるパスが1日$80+税(税込みで$83.77)でした。ホテルによってルールなどは様々なのですが、ツィンフィンホテルのカバナは「大人2人+子供2人」もしくは「大人3人」が利用できるルールになっていました。私たちは大人2人と子供1人だったのでクリアです。リゾートパスに加盟しているホテルは大体が2人用のカバナか4人用のカバナが多いようでした。
ツィン・フィンのリゾート・パスにした理由
なぜツィンフィンホテルを試してみたかというと、理由は3つあります。↓
・海の目の前だったので景色が良さそうだった
・自宅から歩いて5分という好立地だった
・安価だった
パスを購入する前に、リゾートパスのホームページに投稿されているレビューをよく読んだところ、あまり期待しない方が良いということが分かりました。日本のホテルのレベルや高級リゾートに慣れていると物足りなく感じるかもしれない、と頭に入れておきました(ツィン・フィンさんごめんなさい!)。
とはいえ、値段も安くて、自宅から歩いて数分、眺めも良さそうだったので、ツィンフィンのデイパスを利用してみることにしました。しかも数ヶ月前にリニューアルされたばかりなので、すべてが新品ならば清潔感はありそうだと思いました。
ちなみに他のリゾートはカバナが$200-$400ほどでした!ツィンフィンは$80だったので、庶民の私には結構なお値段の違いだと感じました。
体験レポート
予約確認メールには午前8時から午後8時まで12時間丸々使えることは分かっていたのですが、色々と午前中に用事があったので午後1時に到着しました。
予約はすごく簡単で、ホテルのフロントで行いました。ツィンフィンホテルのフロントは1階ではなくて、エレベーターで2階に上がったところにフロントがありました。
リゾートパスの予約画面をフロントの方に見せて、ものの1分ほどでチェックイン終了。フロントの方がカバナへ案内してくださいました。この時にタオルもいただきました。
ホテルから外に出て、道を渡るとそこはもうワイキキ ビーチです。こちらの写真の中央右に海が見えるのはお分かりいただけますでしょうか?
海の方へ歩いてみると、こんな素敵な景色が待っていました。👍
カバナはこんな感じです。3人でゆったり座れる大きさです。右と左にちょっとした目隠し用のカーテンがあり、閉じることもできます(スケスケではありますが、笑)。
レビューには「午後3時頃までプールエリアが影に入っているため、結構寒い」と書いてあったので、プールに入るのは太陽が出るまで私たち大人は待っていました(こちらの写真は太陽が出てきてから撮りました↓)。
プールサイドにはいくつかのチェアもありました。まだ影の中なので、ご覧の通り、陽があたっていません。💦
息子はつくなり、プールに入って、はしゃいでいました。影に入っているので、寒そうですよね。でもこれが実は冷たくないということが、後から分かりました。
私たち大人はTIKI BARで飲み物とスナックの購入です(笑)。レトロな感じの雰囲気です。海の目の前で、結構綺麗なオーシャンビューで思わず写真や動画と撮りたくなりました。
私はアルコールが入っていないPOGジュースのスラッシーにして、夫はビール。みんなでシェアするポテトフライも頼みました。スラッシーとはフレーバーのあるジュースをベースに作った凍った飲み物です。フラペチーノに似た作り方かなと思います。
レストランのテーブルに置いて写真を撮ってみました。
そういえば、飲み物と食べ物はカバナに持っていくことができました。ふりかけは息子が嫌いなので、別にしてもらいました「Please can we have the furikake and sauce on the side?」と伝えれば、写真のように別盛りにしてくれます。
そういえば、プールは結構深いです。浅いところは4フィート、深いところは6フィートあるので、小さなお子さんには向いていないと感じました。我が家の息子はもう10歳ですし、スイミングチームに入っているので安心かな(?)。とはいえ、子供なので目が離せません!
次に、みんなでお昼寝です(笑)。普段、仕事を結構ガンガンやっているので、週末になると眠くなるという現象が起きます(笑)。
そして・・・ちょうど4時ごろ太陽がプールデッキにあたって、暖かくなりました!
2022年1月の太陽のあたり具合になりますので、夏頃利用するとまた太陽のあたり具合は違うかもしれませんのでご了承ください。🙏
太陽も出てきたし、私もプールに入ってみることに。
プールに入ってみて気づいたのですが、プールは温水でした!「温水ならもっと早く入っておけば良かったー!しまった!」という感じでした(笑)。
プールデッキの椅子もちゃんと太陽があたって、気持ちよさそうです。
太陽が出てきた、息子はさらに元気に遊びまわります(笑)。
そういえば、プールデッキの階にはお手洗いとウォーターサーバーもあって、便利でした。
それと、1階にはミニマートがありました。スナックを調達するのには良さそうです。
そういえば、車で来る場合には$5のバレーパーキングがあります(スタッフへのチップは含まれていません)。良心的なお値段ですよね!
率直な感想
私たちは$80という値段を踏まえて、値段相応の体験だったと感じていて、満足した滞在ができました。自宅にプールがないので、こうして泊まらずに気軽にホテルのプールを利用できるのは嬉しかったです。また、気取っていないので、カジュアルに利用できるのも良い点なのかもしれません。
ツィン・フィン・ホテルのレビューを色々読んでから行ったので、あまり驚かなかったのですが、グレードは高級リゾートに至らないのが正直なところです。でも$80という破格での提供なので、妥当な価格と言えます。
どのような点で至らないかというと、例えば、サービス面です。プールデッキにはスタッフが常駐していないので、飲み物や食べ物は自分でTIKIバーへ買いに行くシステムになっています。また、子供がダイブしたりしていても、係員がいないので、野放しになりがちです。💦 プールデッキは確かに海が少し見えますが、プールチェアやカバナに座ると、見えるのは建物だけなので、「リゾート感がなくて、ちょっと寂しい」と感じる方もいらっしゃるようです。
ちなみにリゾートパス・ユーザーの評価は10のうち、8.6でした。普段良いホテルを利用されている方には不満な点が多いかもしれません。💦 私は次回はちょっと奮発してプリンスのリゾートパスを利用したいと思いました。
最後に
実際に体験して見て思ったのは、「リゾート・パス」(Resort pass)はホテルのプールなどの施設を1日使うことができて、とても便利なパスだという事です。
今の我が家の自宅にはプールがないので、たまにはプールを利用したいと思うことがあります。また、ホテルのプールを利用して旅行気分を楽しむ事もできました。そんな時にホテルのプールを1日だけ使えるパスはとても有意義な時間を提供してくれる良い仕組みだと思います。
旅行者の方にとっては、たとえば「予約した宿にプールがない」、あるいは「トランジットまでに時間がある」と言った場合にリゾートパスの活用が便利かもしれません。
ハワイではカハラホテル、マリオット、トランプホテル、ハイヤットリージェンシーなどがリゾートパスを提供しているので、一つの選択肢として検討するのも良いかと思います。ご旅行を計画される皆さんのご参考になればと幸いです。