ハワイのマナー違反&法律違反まとめ 〜ハワイ滞在中に気をつけるべきこと〜

ハワイのマナー違反&法律違反まとめ 〜ハワイ滞在中に気をつけるべきこと〜

日本では普通のことであってもハワイでは違反のことが色々とありますので、こちらの記事でマナー違反や法律違反をまとめました。特に久しぶりにハワイ旅行をされる方は初めてのハワイ旅行の方におすすめの記事となっております。

目次

違法ではありませんがチップは忘れずに

違法ではないんですが、久しぶりにハワイ旅行をする時に注意が必要なのはチップの支払いです。タクシーのドライバー、レストランでの支払い、ベッドメイキングなど、ハワイはアメリカなのでチップを払う文化です。

特に忘れがちなのは、ベルボーイが荷物を運んでくれたり、ホテルの自分の部屋にタオルなどをスタッフに持ってきてもらった時、バーカウンターでお酒を買った時などです。

ハワイのチップの相場は安くても15%、高くて25%です。日本の方の中には、チップを忘れてしまったり、5%や10%だけ払う方もいらっしゃるようですが、最低でも15%は渡しましょう。

歩きスマホの横断歩道は禁止

比較的新しい法律なのですが、ハワイ州では携帯電話やカメラなどの電子機器を使いながら、横断歩道を渡ることが禁止されています。スマホ使用中の交通事故が増えているため新しい法律ができました。歩きながらインスタを見たり、うっかりやってしまいそうですよね。十分にご注意ください。

自転車は車道を走ります

Bikiなどのレンタル自転車を借りる方も中には多いのでは、と思いますが、ワイキキやダウンタウンでは自転車は歩道を走ってはいけないことを頭に入れておきましょう。走行する方向や交通ルールも車と同じように取り締まっていますので、ご注意ください。

また、自転車に乗りながらの飲酒も禁止されています。飲酒した後の乗車は「飲酒運転」と見なされます。なお、場所によっては車道に「自転車専用レーン」がありますので、そちらを利用します。

シートベルトは全員必須

日本でも義務化されていますが、アメリカでもシートベルトは全席必ず着用しなければなりません。後部座席に座っている日本人で、シートベルトをしていない人をまだまだ見かけます。万が一事故に巻き込まれた際に、被害を最小限に抑えるためにも、シートベルトは絶対にしましょう。<違反した場合:オアフ島、ハワイ島、マウイ島$102の罰金、カウアイ島$112の罰金>

子供のカーシート利用も義務付けられています

8才までの子どもは体重や背に合わせて、チャイルドシート又はブースターの利用が義務付けられています。違反した場合大きな罰金があり、ハワイ在住のドライバーの場合には裁判所に出頭する必要があります。

レンタカーを利用する場合や、ハワイの友人の車に乗る時はきちんと準備しましょう。レンタカーの場合にはレンタカー会社から借りることができます。購入する必要がある場合、ウォールマートやターゲットなどでチャイルドシートやブースターを買うことができます。

「赤信号の右折」OKとNG両方が混在

ハワイで車を運転する日本人が最も戸惑うものはおそらく「赤信号時の右折」かと思います。場所によって違うのですが、赤信号でも、白線の手前で一旦停止すれば右折できる場所があります。

ただし、「No right turn on red(赤信号の右折禁止)」という表札がある場合には赤信号でも右折できませんので、ご注意ください。最近のワイキキでは赤信号の右折禁止が増えてきました。

公共の場所で飲酒

公共の場所での飲酒は禁止です。街を歩きながらお酒を飲んだり、ビーチや公園での飲酒も禁止されています。また、お店で買ったビールやワインなどのお酒は、空いている状態で街を歩くこと自体が禁止されています。疑われないように(もちろんお酒は開けないで)、袋に入れて持ち帰りましょう。ホテルの売店で売っているお酒でも、同じルールが適用されますので、ご注意ください。

また、ハワイ州での飲酒は21才からと法律で決まっています。お酒を購入する際には身分証の提示が原則求められます。また、レストランなどで、お酒を頼む際にも年齢を聞かれることがありますので身分証明書を持参しましょう。

公共の場所では全面禁煙です

ハワイ州では、公共の場所の喫煙は全面禁止されています。例えば、ホテルやレストラン、バー、ビーチ、空港などの公共の場所は禁煙です。なお、喫煙には「電子たばこ」も含まれています。

ホテルの客室では喫煙ルームでのみ喫煙可能です。吸われたい方は所定の場所があるか、ホテルのフロントやショッピングセンターの案内所などで、喫煙コーナーの場所を聞きましょう。

また、ハワイ州で喫煙ができるのは21才からです。購入時には身分証の提示が求められます。子どもが乗っている車の中でタバコを吸うことも禁止されています。 違反した場合には罰金もあります。

ハワイ州特有の交通ルールもありますのでご注意ください

ハワイ州では横断歩道以外の場所で、道を渡ることが禁じられています。罰金を科されることもありますので、必ず横断歩道を使いましょう。また、信号が点滅した状態で横断するのも禁止されています。こちらも罰金ありです。

ウミガメやクジラ、モンクシールに近づくことは禁止されています

ハワイ州ではウミガメなどの動物に近づくことが禁止されています。例えば、ウミガメは10フィート(約3メートル) 以上離れている必要があります。もちろん触ることも禁じられています。良く見学したい場合には双眼鏡やカメラのズーム機能を使いましょう。

ハワイアン・モンク・シール(アザラシ)も同じで、接近したり触ることは禁止されています。モンクシールの場合は、15 ヤード(15メートル)以上離れていないといけません。罰金は最高で$50,000なので、遠くから見守りましょう。

クルーズなどでホエールウォッチングに行かれる方も多いかと思いますが、ザトウ・クジラの場合は少なくとも100ヤード(100メートル)離れていないといけません。他の哺乳類 (イルカや他の種類のクジラ)から少なくとも50ヤード(50メートル)、離れている必要があります。

鳥に餌を与えないでください

鳥に餌を与えないでください。餌を与えることで、鳥の過剰な繁殖につながります。また、景観や生態系を大切にするハワイでは、自然の食物連鎖に影響を与えないようにすることが大事です。

砂を持ち帰らないでください

ハワイ旅行の思い出に、ビーチの砂、貝や珊瑚を持ち帰ろうかなと思った方も少なくないと思います。しかし、それはハワイでは禁止されています。罰金がなんと$100,000という話も聞いたことがあります。

また、違法ではないのですが、ハワイ島の石(溶岩石)を持ち帰ると、火山に住むとされている女神のペレが怒り、持ち帰った人に不吉なことが起きるという説があります。そのため、世界中から「溶岩を持ち帰って以来、悪いことが身の周りに起きている。溶岩を山に返します」と言った内容の手紙付きで石がハワイ島に送り返されています。

まとめ

こちらの記事ではハワイの法律違反やマナー違反について詳しくご紹介しました。ハワイに行ったことがある方は、おそらく既にご存知の内容もあったのではないかと思います。

最後に、この記事で紹介した違反事項をまとめます。

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この記事を書いた人

【山内マーシャ】神奈川県出身。19歳まで日本で育った日米ハーフです。夫と2012年にハワイ、オアフ島へ移住。実はイギリスにも10年住んでいたことがあります。ロンドン大学で社会研究論の修士号を取得し、しばらくイギリスで勤務。現在はホノルルで夫のオーダーメイド家具の事業を手伝っています。

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