先日、サムズ・クラブの初年度の年会費半額キャンペーンをやっていたので、これは!と思いまして、ハワイをはじめ、アメリカを定期的に旅している方やアメリカ在住の方のために、記事を書くことにしました。
会員制スーパーといえばコストコを思い浮かべる方が多いと思うのですが、今回はサムズ・クラブの概要、メリット、デメリット、そして入会方法についてのご紹介です。
私自身、ずっとコストコ派だったのですが、2つの理由でサムズ・クラブに切り替えることにしたんです。詳しくは記事でご紹介します。
(ご注意)参考までに私はアメリカのハワイ州在住です。2024年でハワイ在住歴12年。その点も踏まえてお読みいただければと思います。
サムズ・クラブとは?
アメリカのウォルマート社が1983年に設立した会員制のスーパーです。ウォルマートの創立者サム・ウォルトン氏の名前ににちなんで名づけられたそうです。
気になって調べてみたところ、今もなお、サムズ・クラブの親会社はウォルマートでした。実際に私が住むホノルルのサムズ・クラブはウォールマートの真上にあるので、納得です。
サムズ・クラブをはじめ、コストコなどの大型の会員制スーパーは厳密に言うとホールセール・クラブ(会員制卸屋さん)ですが、実際には一般のお客さんの利用が大半を占めているように思います。
現在、アメリカで約600店舗のサムズ・クラブが存在します。参考までにオアフ島のサムズ・クラブはホノルルのアラモアナとパールシティの2店舗です。
サムズ・クラブの年会費
サムズクラブの会員は2種類あり、年会費の金額と特権が異なります。
一般会員(クラブ) $50/年
上級会員(プラス) $110/年
共通特典:
・カーブサイド・ピックアップ(クラブ会員は$4)
・タイヤセンターの利用
・当日発送サービス
・サムズ専用ガソリンスタンドの利用
など
上級会員(プラス会員)の特別特典:
・カーブサイド・ピックアップ(無料)
・プラス会員専用の早朝ショッピング時間枠
・送料無料
・キャッシュバックあり
など
ちなみに私はサムズクラブの年会費や特典のバランスを見て、一般会員に加入しています。平会員なので、たまに間違えて早朝にサムズクラブに到着してしまい、レジでお会計ができないということが過去に何度かありました(笑)。
お得に入会しよう!
サムズはよく割引キャンペーンをしているので、初年度の年会費をおさえたい方はお得なキャンペーンを利用しましょう。「Sam’s Club 50% off」などとグーグルで検索されてみてくださいね。
サムズクラブの1日パス
サムズクラブでは以前、1日パスなどの発行があったそうですが、2024年6月現在1日パスはありません。年会員のみです。
また、全くおすすめしないのですが、商品代+10%でネット注文ができます。問題は生鮮食品などが買えないのとデリバリーサービスのみになるということです(店内で買い物をしたり、店舗でのピックアップは不可)。
入会方法
サムズクラブに入会する方法は2通りあります。
1)サムズ・クラブの公式サイトで登録
2)サムズ・クラブに実際に出向いて登録
サムズとコストコ何が違うのか?
サムズもコストコも正直、業務形態はとても似ています。両方とも会員制の大型スーパーで店内もだだっ広い倉庫です。
日本のコストコでもそうだと思いますが、アメリカのサムズやコストコでも大量パッケージでの販売です。ただ、やっぱり1個当たりの価格が安くなるので、物価高の昨今、アメリカでは利用が増えているそうです。
また、サムズもコストコも売店を併設していて、ホットドッグやピザ、フローズンヨーグルトなどが激安で食べられます(体に良いかは別として・・笑)。
それから、サムズもコストコも一般的な値段よりも安く給油できるガソリン・スタンドを併設している店舗が多いのも似ている特徴です。
他社と比較したサムズ・クラブのメリット
コストコと比べて、サムズ・クラブのメリットはずばり年会費の値段かと思いますが、いくつかメリットがありますので、ご紹介したいと思います。
・サムズは年会費がコストコよりも安価
サムズクラブの年会費はコストコよりも$10/年お安くなっています(2024年6月調べ)。
・メンバーズ・マーク(Members Mark)というプライベートブランド
コストコには「カークランド(Kirkland)」というプライベート・ブランドがありますが、サムズ・クラブにも「メンバーズマーク(Members Mark)」というプライベート・ブランドがあります。お得に買い物をしたい場合はMembers Markという印を見つけてお買い物すると良いですよ。
・メジャーなクレジットカードを受け付けている
サムズはVisaやマスター、アメックスなど、メジャーなクレジットカードで支払いができます。逆にコストコはVISAカードか現金でないと支払えないです。ポイントをアメックスやマスターで貯めていると身としては、コストコでの支払いに「もったいなさ」を感じていました(笑)。
・サムズは空いてる
サムズ・クラブの会員数が少ないからか、サムズ・クラブは空いていて快適にお買い物ができます。逆にコストコはとっても混んでいるので、レジに並ぶ時間も長いですし、やはり倉庫内が混雑しています。ちなみにコストコもサムズクラブも同じような作りの倉庫です。
・アプリでスキャンして支払い
サムズクラブには有人のレジとセルフレジがありますが、サムズの公式アプリで商品をスキャンしてアプリ上で支払う仕組みが用意されています(スキャン&ゴー)。また、隣接しているカフェのオーダーも公式アプリでできます。ホットドッグが食べたいというときは長い列に並ばずに、アプリ上でオーダーできるのがとっても快適です。
・商品の値段もサムズの方が安い?
両方の会員になってみて、思ったのはサムズクラブの方が全体的に安いということ。2024年6月11日時点のネット調査ですが、ご覧の通りサムズの方が安いことが分かりました。食品の比較もしてみたいところですが、サムズしか会員でないのであしからず。🙏
トイレット・ペーパー
サムズ:$22.98(36ロール)
コストコ:$26.99(30ロール)
パンテーンのシャンプー(多少商品が違います)
サムズ:$9.98(1.13リッター)
コストコ:$15.99(1.13リッター)
返品ポリシーはコストコの方がゆるいかもしれません
私自身、返品をあまりしないので、ママ友からのまた聞きになりますが、コストコは購入して数年経っても返品ができるなんて話を聞いたことがあります。一部の商品は返品できないなど条件はあるようですが、「とりあえずコストコに持っていって返品できるか聞いてみる」という方が多いようです。
サムズではそのような話はあまり聞きませんので、その点ではコストコのメリットになるのかなと思います。ただし、すべての商品がいつでも返品できる訳ではないと思いますので、必ずコストコの返品ポリシーをご確認ください。
ハワイならサムズ?コストコ?
ハワイ、ホノルル在住の私としてはどちらが良いのかよくママ友の間でも話題になります。サムズにしかない商品もありますし(キューピーのマヨネーズなど 笑)、逆にコストコにしかない素敵な商品もあります。
ただ、やっぱり、サムズは快適だなと思うんです。理由は大きく2つです。
・サムズのほうが空いてる
コストコはすっごく混んでて、駐車場を探すのも大変ですし、レジにも長時間並びます。店内をまわるのも、混雑しているので、快適とは言えません。その反面、サムズ・クラブは会員数がわりと少ないので、店内が空いていて見やすいですし、駐車場も割とすぐ見つかります。そして、なんと言ってもレジに全然ならばないのが素敵なんです(笑)。クリスマス前など、並んでいる時期でもアプリを使って、携帯でセルフチェックアウトできちゃうので、とっても便利です。
・サムズのほうが近い
サムズはアラモアナにあるので、ワイキキに住んでいる我が家はアラモアナはとても近いのです。コストコはダウンタウンの手前のイリウェイという場所とハワイカイにあります。我が家からはアラモアナにあるサムズが近くて便利なのです。
ちなみに、8年ほどコストコの会員だったのですが、3年前にサムズクラブに切り替えました。
日本からの旅行者であれば、日本でコストコ会員という方が多いと思うので、コストコに行かれる方が多いと思います。ただ、やっぱりホノルルから距離があるので、時間のことを考えるとサムズクラブもありなのではと個人的には思います。特に年に2−3回ハワイにいらっしゃるリピーターさんには年会費を支払ってでもおすすめかなと思います。
私がサムズでいつも買うもの
私がサムズクラブでよく買うものをリストアップしてみました。
・トイレットペーパー
・洗濯用洗剤
・歯間フロス
・ゴミ袋
・ジップロック(大量ですが)
・マッシュルーム
・アボカド(他は高すぎて買えません)
・食パン(たくさん入って$3なので驚きの価格)
・サラダ菜(これも$3台なので嬉しい)
・牛乳(ハワイ一安い!)
・生クリーム
・卵
・カルビ
・ステーキ肉
・鶏むね肉、鶏もも肉(小分けにして冷凍)
・カリフラワー(なぜか異常に安い)
・ベーコン(薄くてカリカリベーコンにもってこい)
・あぶりスモークサーモン(サラダに合うんです)
・しぼりたてのオレンジジュース(日によってない)
・ビーフジャーキー
それと、あんまり安くないんですが、マウナロアのマカデミアナッツも日本へのお土産で買います。
タイヤもサムズにお願いしてます
それと、日常の買い物ではないんですがタイヤはいつもサムズにお願いしています。保証がついているのと、空気が抜けたら、入れてもらえる(というか自分で入れるらしいのですが)サービスやパンクしたら無償で修理してもらえるサービスがつくのです。
最後に
こちらの記事ではアメリカで人気が二分化する会員制スーパー「サムズ・クラブ」のご紹介をしました。サムズ・クラブの年会費、お得な入会方法、メリット、デメリットなどお分かり頂けましたら嬉しいです。
最後までお読みいただきありがとうございます!マハロー!