「アメリカの牛乳は、どれを買えばいいの?」牛乳の種類を解説!

アメリカの牛乳

アメリカのスーパーマーケットの牛乳売り場といえば、大きな販売スペースで、いろんな種類の牛乳がずらりと並んでいますよね。

「Whole Milk(ホール・ミルク)」や「Lactose(ラクトース)」など、よく分からない英単語も多いです。見た目が牛乳っぽいパックを買ったはいいけど「飲んでみたら牛乳じゃなかった!」ということもあるのではと思います。

そこで今回はアメリカの牛乳の種類について詳しくご紹介したいと思います。

コーヒーショップやカフェでラテやカプチーノを頼むと、どんな牛乳の種類が良いか聞かれますよね。今回ご紹介する内容が頭に入っていると、そんな時にもスムーズに対応ができますよ。👍

目次

アメリカの牛乳の種類(ホールミルク、2%、1%、0%など)

アメリカは、とにかく牛乳の種類はたくさんあります。しかも豆乳やアーモンドミルクなど、牛さんの牛乳でないものも似たようなパッケージで売られているので、注意が必要です。

まずは牛乳の種類について解説したいと思います。次に植物由来の代替商品についてご説明いたします。

牛乳は、脂肪分の量や成分の違いなど、様々な種類があります。それでは見ていきましょう。

Whole Milk(ホール・ミルク 一般的に3.25%)

アメリカの牛乳、ホールミルク(Whole Milk)

アメリカでは普通の牛乳のことをWhole Milk(ホール・ミルク)と言います。赤いラベルが使用されていることが多いです。

脂肪分は3.25%であることが一般的。アメリカでは、Whole Milkが最も脂肪分が多いミルクとなります。日本の牛乳は脂肪分が多い製品が多いので、最初はあっさりした味に感じるかもしれません。

なお、アメリカでは健康のためにビタミンの添加を推奨しているため、ビタミンAとD入りのミルクが多いです。

Reduced Fat Milk 2%(低脂肪 牛乳 脂肪分2%)

次はReduced Fat Milk 2%(リデュースド・ファット・ミルク 2%)です。これは「低脂肪牛乳」のことを指していて、脂肪分が2%です。この種類の牛乳のことを、ぞくに「2%(ツーパーセント)」と言います。青いラベルのことが多いように思います。ちなみに、我が家では2%をいつも買っています。😊

スタバなどのカフェで牛乳の種類のことを聞かれた時に「2%(ツーパーセント)」と耳にするのは牛乳のことだったのです。私は実はアメリカに住んで1年ぐらい、この2%が何のか分からずでした(笑)。

味はWhole Milk(ホール・ミルク)よりも若干薄い程度です。脂肪を抑えるため、2%を推奨するお医者さんも多いです。栄養素は脂肪分以外、Whole milk(ホール・ミルク)とあまり変わらないので、アメリカでは2%を頼む人が多いのかな、という印象です。

アメリカの牛乳、低脂肪(Reduced Fat Milk)

Low Fat Milk 1%(低脂肪 牛乳 脂肪分1%)

アメリカの牛乳、低脂肪(Low Fat Milk)

続いて、Low Fat Milk 1%(ロー・ファット・ミルク 1%)です。こちらも「低脂肪牛乳」のことを指していますが、脂肪分が1%なので、結構薄味です(笑)。この種類の牛乳のことを、「1%(ワン・パーセント)」と言う方もいます。

Fat Free Milk、Non-Fat Milk、Skim Milk(無脂肪牛乳 脂肪分0%)

こちらは「無脂肪牛乳」のことで、Fat Free、Non Fat MilkやSkim Milkという名前がついています。牛乳から全ての脂肪分を取り除いてあるので、脂肪分は0%です。なかなか薄味なので、日本の無脂肪牛乳の優秀さを感じます(笑)。

Lactose Free Milk(ラクトース・フリーの牛乳)

Lactose Free Milk(ラクトース・フリーの牛乳)


Lactose Free Milk(ラクトース・フリーの牛乳)とはラクトース(乳糖)が入っていない牛乳のことで、牛乳を飲むとお腹が痛くなるようなラクトース・アレルギーを持っている方が飲んでいるミルクです。

栄養は他の普通の牛乳と同じですが、実はこちらのミルクは甘いです。なぜ甘いのか、調べてみたところ、ラクトース・フリーの牛乳は99%のラクトースがカットされているそうです。ラクトースが糖に変換されるため、ほのかな甘さになるそうです。

ここで注意いただきたいのが、Lactose Freeと大きく書いていないラクトース・フリーの牛乳もあるということです。例えばこちらの製品です。大きくLactaidと書いてあ理、パッと見て普通の牛乳に見えますよね。よく見るとLactose Freeと書いてあるのですが、見分けがつかないこともあります。

Lactose Free Milk(ラクトース・フリーの牛乳)

Half and Half Milk(ハーフ&ハーフ ミルク)

Half and Half Milk(ハーフ・アンド・ハーフの牛乳)


Half and Half Milk(ハーフ・アンド・ハーフの牛乳)とは、牛乳と生クリームが半分ずつ入っている製品です。日本の方にはあまり馴染みがない商品のように思います。脂肪分は製品により異なりますが、10%から18%です。

アメリカでは、コーヒー用のミルクとして購入される方が多いようですが、料理に使うこともあるそうです。例えばマックアンドチーズ、スクランブルエッグ、マッシュポテトなどです。

さらりとした生クリームという感じです。ただし、こちらの製品はホイップクリームなどにはできませんので、ご注意ください。

Whipping Cream(ホイップ・クリーム/生クリーム)

Whipping Cream(ホイップ・クリーム/生クリーム)

日本で売っているいわゆる生クリームはアメリカではWhipping Cream(ホイッピング・クリーム)になります。これが泡立つ生クリームです。

脂肪分は30-35%前後ですので、日本の生クリームと比べる低いです。Heavy Creamと書いてある場合には脂肪分は36%以上あります。

Whipping Cream(ホイッピング・クリーム)は、私の場合、生クリームのパスタ、フランス風のグラタンやキッシュを作るときに購入しています。Half&Halfはどうしても薄いので、こってり感がでないのです。

植物由来の代替商品もあるのでご注意ください

日本には植物由来の代替商品があまりないので、アメリカ旅行中にアーモンドミルクやソイミルクなどを買われる方も多いかと思いますが、牛乳を探している時に間違えて植物由来の製品を手にとってしまう、なんてこともあると思います。

なぜかというと、パッケージが非常に似ていますし、使われている単語が慣れていないと見分けが難しかったりするからです。

植物由来のミルクで主流なのが、Almond(アーモンド)ミルク、Soy(ソイ)ミルク、そしてMacadamia(マカダミア)ミルクです。牛乳のすぐ近くに陳列されているので、ご注意くださいませ(笑)。

アメリカの牛乳のサイズ

アメリカの牛乳のパッケージのサイズは基本的に3種類です。
・1ガロン(1 gallon)= 3.785L
・ハーフガロン(1/2 gallon)= 1.89L
・1クォート(1 quart)= 946ML

ちなみに、アメリカでは「gallon(ガロン)」という単位は、液体の容量を表すために使っています。1ガロンあたり3.785リットルです。

1クォート(1 quart)が946mlなので、日本でいう1リットルサイズの牛乳パックに近いサイズですね。

私はハワイ(ワイキキ)に住んでいるんですが、ローカルのスーパーにいくと、1ガロンの牛乳を買っていく人が多いという印象です。確かにコストパフォーマンス的には1ガロン買いが一番良いので、少し余っても1ガロンを買っておくのが良いと考える人が多いのかもしれません。

アメリカの牛乳の賞味期限の読み方

ハワイだけなのかもしれないのですが、賞味期限が近いものもあるので、必ずチェックしてから買いましょう。

Besy ByやSell Byと書いてあるので、よく日付を確認します。月/日/年の順で表示されています。下の例えでは、03/25/23と書いてあるので、2023年3月25日が賞味期限です。

アメリカの牛乳の賞味期限

基本的にアメリカの牛乳は日本のものに比べて長く持ちます。開封後の賞味期限は5日程度かなと思います。

ただし陳列や保管状況によっては、賞味期限が表示よりも短い場合もあるんです。実際にハワイで生活していて体験しているんですが、賞味期限の1−2日前には古くなってしまっている場合が時々あります。

どうしてなのか謎が未だに解けていないのですが、とにかく賞味期限が長い牛乳を買うようにして、期限の数日前には使い切るようにします。

最後に

こちらの記事ではアメリカの牛乳の種類について詳しくご紹介しました。アメリカのコンビニやスーパーで牛乳を買う際に、もう迷わないで選べるのではと思います。👍ハワイ旅行をはじめ、アメリカで旅行をする際のお役に立ていただけたら嬉しいです。

最後まで読んでいただき、ありがとうございます!マハロー!🌈

ピコ・アロハ  マーシャ

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この記事を書いた人

【山内マーシャ】神奈川県出身。19歳まで日本で育った日米ハーフです。夫と2012年にハワイ、オアフ島へ移住。実はイギリスにも10年住んでいたことがあります。ロンドン大学で社会研究論の修士号を取得し、しばらくイギリスで勤務。現在はホノルルで夫のオーダーメイド家具の事業を手伝っています。

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