アメリカへの入国規制と日本帰国時の入国規制 〜ハワイ旅行を検討している方向けの情報〜

アメリカへの入国規制と日本帰国時の入国規制 〜ハワイ旅行を検討している方向けの情報〜

こちらの記事ではアメリカへ入国するにあたって必要な書類、そして日本へ帰国する際に必要な書類をお伝えします。アメリカと日本の両国ともに水際対策の緩和をしていますが、まだ規制があります。

(ご注意)2023年4月26日現在のルールとなりますことご了承のほどお願いいたします。

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目次

アメリカへの入国について

まずはアメリカへの入国に関する規制です。

【アメリカ政府】アメリカ入国時の水際対策

2022年10月1日現在、アメリカ国籍以外の全ての外国籍は18歳以上であれば、ワクチンを接種している必要があります。ワクチンを接種していない場合には、アメリカへの入国ができません。

なお、2022年6月12日に、外国籍を含む全てのアメリカ渡航者に対してコロナ検査の義務を撤廃しました。

2022年10月1日現在のアメリカ入国の水際対策を図式化すると、こちらの通りです。↓

海外出国前の
コロナ検査
陰性証明書
ワクチン接種証明書
日本国籍を含む外国籍(18歳以上)不要必要
アメリカ国籍&永住権保持者不要不要

2~17歳の旅行者について
2歳から17歳までの旅行者は新型コロナのワクチンの未接種でも大丈夫ですが、アメリカ政府は未接種の子供2~17歳はハワイ到着後3日~5日以内にコロナの抗原検査を受ける必要があります。ただし、検査結果の提出や追跡は行っていません。

アメリカ政府が受付可とするワクチン証明書について

以下のいづれかのワクチンを接種していること(ブースター接種は不要):
・ファイザー(2回)
・モデルナ(2回)
・アストラゼネガ(2回)
・コビシールド(2回)
・シノファーム(2回)
・シノバック(2回)
・コヴァクシン(2回)
・ジョンソン&ジョンソン/ヤンセン(1回)

条件
・最後に受けたワクチン接種日から14日以上経っていること
・承認されているワクチンの食い合わせで17日間以上の間隔で2回接種してから14日以上が経過していること

また、アメリカへ渡航する全員に宣誓書の記入と提出が義務づけられています。航空会社からいただくことも可能かと思いますが、こちらからダウンロードができます。2歳以下は記入が不要ですが、18歳未満のお子様についてはお母様やお父様などがサインを代わりにします。

2023年1月1日現在の宣誓書:
https://www.cdc.gov/quarantine/pdf/Proof-of-COVID-19-Vaccination-For-Noncitizen-Nonimmigrants-Passenger-Disclosure-and-Attestation.pdf

ルールは予告なく変更になる場合があります。アメリカの水際対策の最新ニュースはCDCのホームページをご確認ください。↓
https://www.cdc.gov/coronavirus/2019-ncov/travelers/proof-of-vaccination.html

アメリカと日本の入国規制について

アメリカ入国に必要な書類

ハワイをはじめ、アメリカに入国するために必要な書類は以下のとおりです。

1)ワクチン接種証明書
ワクチン証明の紙版は各市町村サイトで郵送で申請します。発行まで時間がかかるそうなのでご注意ください。電子版のワクチン接種証明はマイナンバーがあれば、すぐに発行が可能です。

2)宣誓書
CDC(アメリカ疾病対策センター)のワクチン接種済みであることを誓う英文の宣誓書です。 2〜17歳のお子様は保護者が代理で記入&提出。空港の航空会社カウンターにもあります。

3)接触歴追跡用のコンタクト・フォーム
CDCへ滞在先等の情報を提出するためのフォームです。航空会社によって形式が異なります。オンラインフォームの場合と書類をダウンロードして記入する等、フォーマットが違いますので、ご利用の航空会社へご確認ください。

通常のアメリカ旅行で必要なESTAとパスポートもお忘れずに!
ESTAの申請(公式サイトから申請すると最安値です。2023年1月現在$21)
・有効期限内のパスポート取得

日本への帰国について

2022年10月11日以降の日本帰国・入国時の水際対策の内容は以下の通りです。

(ご注意)日本への帰国・入国ルールは突然変更になることもあります。最新情報は旅行代理店や厚生労働省の情報をご確認ください。なお、2023年5月29日0時をもって、日本政府は水際対策を撤廃する方針で調整に入りました。

【日本政府】日本帰国・入国時の水際対策

2022年10月11日以降、全ての日本入国者に対して「ワクチン3回接種の証明書」もしくは「ワクチンを3回打っていない場合には、外国の出国前72時間以内に受けたコロナ検査の陰性証明書」のいづれかの証明書が必要となります。

海外から日本へ帰国した際に、日本の空港でのPCR検査は実施していません。感染が疑われた入国者に対して検査をすることもあるとのことです。日本帰国後の自主隔離もなく、交通機関不使用などの規制もありません。

2022年10月11日以降の日本帰国の水際対策を図式化するとこの通りになります。↓

ワクチン3回接種
証明書
質問票日本入国時の
コロナ検査
自主隔離海外出国前の
コロナ検査
陰性証明書
あり必要不要不要不要
なし必要不要不要必要

日本政府が受付可とするワクチン証明書について

証明書に記載があるべき事項
氏名、生年月日、ワクチン名又はメーカー、ワクチン接種日、ワクチン接 種回数が(日本語又は英語で)記載されていること。

以下のいづれかのワクチンを接種していること:
異なるワクチンを接種した場合も有効と認められます。

・ファイザー
・モデルナ
・アストラゼネカ
・ビオンテック
・復星医薬
・インド血清研究所
・バーラト・バイオテック
・ノババックス
・シノファーム
・シノバック
・カンシノバイオロジクス(✳︎)
・ヤンセン(✳︎)
(✳︎)初回接種に限り、1回の接種で2回分とみなされます。

ファストトラックを活用しましょう

事前にワクチン証明書質問票などをアップロードしておくと、日本到着後の空港での手続きが早く済みます。

ルールは予告なく変更になる場合があります。最新情報は厚生労働省のホームページをご確認ください。https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000121431_00209.html

2022年11月1日からSOSアプリの代わりにVISIT JAPAN WEBでワクチン証明書のアップロードなどをします。日本帰国時に利用するVISIT JAPAN WEBの詳細についてはこちら

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この記事を書いた人

【山内マーシャ】神奈川県出身。19歳まで日本で育った日米ハーフです。夫と2012年にハワイ、オアフ島へ移住。実はイギリスにも10年住んでいたことがあります。ロンドン大学で社会研究論の修士号を取得し、しばらくイギリスで勤務。現在はホノルルで夫のオーダーメイド家具の事業を手伝っています。

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