ホノルル市議会、オアフ島のビーチの商業利用システムを検討

ホノルル市議会、オアフ島のビーチの商業利用システムを検討

ホノルル市長は現在、ホノルル市議会で、オアフ島内のビーチを商業目的で利用するための緩和ができないか検討をしています。現在検討中の法案19では、観光ツアーやウェディングでビーチに立ち寄ることを許可する制度を作ることが提案されています。

ただし、制限を設けた仕組みを作るとのこと。例えば、ツアーバスの台数を一度に3台又は1日10台に制限したり、利用ができるのは平日の日中に制限をする等です。ビーチを利用したい事業者はホノルル市へ許可申請をする必要があります(有料)。違反者には罰金が科せられるとのこと。

2023年4月現在、これらのビーチで商業利用が禁止されています:
カイルア、カラマ、ワイアラエ、サンセット、エフカイ、ププケア、ワイメアベイ、ハレイワ、カイアカベイ、マカプウ、カウポ、カイオナ、ワイマナロ、フハナニホ、ベローズ、ココロリオ

これまで住民の働きかけにより、規制がかかっているビーチは良いが、規制がかかっていないビーチに負担がかかっているため、ホノルル市長はそれを不公平だと考えています。オアフ島全域でビーチでの商業利用を可能にするシステムを作ることにより、全ての地域において、平等な取り扱いができるようになると考えています。

ただし、全てのビーチパークに適用されるわけではないようで、少なくとも 20台の駐車スペースとトイレ設備があることを条件にしているそうです。なお、ホノルル市議会における最初の投票で同法案に反対する議員は2名のみでした。

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この記事を書いた人

【山内マーシャ】神奈川県出身。19歳まで日本で育った日米ハーフです。夫と2012年にハワイ、オアフ島へ移住。実はイギリスにも10年住んでいたことがあります。ロンドン大学で社会研究論の修士号を取得し、しばらくイギリスで勤務。現在はホノルルで夫のオーダーメイド家具の事業を手伝っています。

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