量り売りって勇気がいると思いませんか?ハワイ旅行者の中には、難しいので躊躇して、結局諦めた、という方もいらっしゃるかもしれません。
そこで今回は、誰もが戸惑う量り売りコーナーでの注文の仕方について詳しく解説したいと思います。基本を覚えてしまえば、注文しやすくなりますので、お役に立てばと思います。
アメリカでは量り売りが多い?
ハワイをはじめ、アメリカのスーパーではお惣菜やお肉などを量り売りをしてくれるコーナーがあります。ガラスのショーケースに並んでいる食品を必要な分だけ購入することができます。ホールフーズ、セーフウェイ、フードランドなど、どのスーパーでも量り売りコーナーがあります(ABCストアにはありません)。
アメリカでは野菜やフルーツなど、ものによっては1個あたりの金額で売られているものもありますが(アボカド)、量り売りされているものがほとんどです。
また、ホールフーズなどでは、粉類、ナッツ、スパイスなども量り売りされています。
アメリカではあらゆる食品が計り売りされています。例えば、ホールフーズやダウンツーアースなどのスーパーではホットフードやサラダバーがあり、量り売りの食事プレートを買うことが出来ます。
1パウンドは何グラム?
アメリカでは量り売りにパウンドを使います。
「1lbs (ワンパウンド)=約453グラム」
ですので、これをまず覚えておくと便利です。逆にグラムやキロでお店の方に伝えても通じませんのでご注意ください。
尚、パウンドよりも小さな単位に「ounce(オンス)」というものがあります。1オンス= 約28グラムで、16オンスで1パウンドになります。オンスは料理本のレシピなどでは使いますが、アメリカ旅行中にあまり使う機会がないかと思いますので、今回こちらの記事では量り売りで利用されている「パウンド」に焦点を置いてお話したいと思います。
パウンド表記の読み方
グラムの場合「gm」や「kg」と表記をしますが、パウンドの場合、「lb」を使います。たとえば、$7.99/lbと書いてあれば、1パウンド(453gあたり)$7.99かかるということになります。 ハーフパウンド(パウンドの半分)をオーダーすれば、約$4かかるという計算になります。
ここで、なぜ「LB」なのか?と疑問に思われる方も多いのではと思います。なぜ「LB」かと申しますと、パウンドはラテン語で「libra pondo」と言い、LBはこのlibra pondoを略した表記なのです。
量り売りに使われている容器とパウンド数
ハワイでは「大・中・小」の3種類の容器が使われていることが多いです。サイズや重さをリストにしてみましたので、ご参考ください。それぞれの重さを頭にいれておくと注文をする際にイメージしやすいかと思います。
【大】Big
1lbs (ワン・パウンド)
容器のサイズ:直径11.5cm 高さ15cm
▶︎454グラム
【中】Medium
1/2lbs (ハーフ・パウンド)
容器のサイズ:直径11.5cm 高さ7.6cm
▶︎226グラム
【小】Small
1/4lbs (クォーター・パウンド)
容器のサイズ:直径11.5cm 高さ2.5cm
▶︎113グラム
我が家は3人家族ですが、ポケの場合は小か中の容器をお願いすることが多いです。ワンパウンドの容器は大家族でない限りあまり使わない容器かもしれません。
余談になりますが、我が家では「枝豆のガーリックポケ」がお気に入りで、ローカルにも人気のあるおつまみです。夫が好きでよく仕事帰りに買ってきます。笑
英語のワンポイントレッスン💡ポケ編
ここで、量り売りでお買い物するときに役立つ英語のワンポイントレッスンです。英語のフレーズを覚えて量り売りコーナーで注文をしてみましょう。
<量> of <商品> please.
<量>には1lbs (ワン・パウンド) 、1/2lbs (ハーフ・パウンド)、1/4lbs (クォーター・パウンド)を当てはめます。<商品>には注文したい食品の名前を入れます。
例えば:
Quarter pound of spicy poke please.
(クォーター パウンド オブ ザ スパイシー ポケ プリーズ)
スパイシーポケをクォーターパウンド(113グラム)ください。
One pound of the garlic edamame poke please.
(ワン パウンド オブ ザ ガーリック 枝豆 ポケ)
枝豆ポケを1パウンド(454グラム)ください。
こちらの言い方は、魚やお肉などにも使えます(枚数で表現しないもの)。
例えば:Half pound of shrimp please.
(ハーフパウンド オブ シュリンプ プリーズ)
シュリンプを1パウンド(454グラム)ください。
難しければ、買いたいものをガラス越しに指を指しながら、「This, half pound, please.」でも通じるかもしれませんので、トライしてみましょう!☺
なお、スタッフの匙加減によって、容器に入れる量は多少のずれが生じることもあるかと思います。重さに問題があればそのときに伝えてみましょう。少なくしてほしい場合は「Less please(レス、プリーズ)」。もっと増やしてほしい場合は「More please(モア、プリーズ)」と言ってみましょう。
英語のワンポイントレッスン💡肉やお魚編
お肉やお魚などの量り売りの場合はパウンドではなく、枚数を伝えるとスムーズです。
Can I have <枚数><商品>?
例えば:
Can I have two ribeye steaks?
(ケン アイ ハヴ ツー リブアイ ステーキ)
リブアイステーキを2枚ください。
Can I have six breakfast sausages?
(ケン アイ ハヴ シックス ブレクファスト ソーセージズ)
ブレくファスト・ソーセージを6本ください。
量り売りの失敗談
実は私自身量り売りの失敗談があります(笑)。ホールフーズのホットフードコーナーで量り売りのマック・アンド・チーズ(日本語ではマカロニチーズ)を小さい箱で頼んだ時のことです。当時は衛生面でスタッフの方が箱詰めしてくれるサービスを提供していました。お手伝いしてくれたスタッフの方はマカロニとチーズのソースをめいいっぱい箱に入れてくれて・・・レジに持って行ったら$20近くして、驚いた経験があります(笑)。
よそってくれている時に確認していなかった私が完全に悪いのですが、泣く泣く1キロ近くのマカロニチーズに$20を払ったという経験があります。小学3年生の息子が1キロ分のマカロニチーズを食べられる訳もなく、失敗した量り売り体験となりました。その事件以降、スタッフの方に詰めていただく量り売りは気をつけるようにしています。
まとめ
ハワイをはじめとするアメリカでの量り売りの注文方法についてご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。大中小の3パターンの重さと英語のフレーズを覚えて、次回のハワイ旅行で是非試してみて下さいね。