ハワイ州の土地天然資源局によると、ワイキキのビーチ侵食が進む中、砂の補充プロジェクトが予定されているそうです。砂の補充は砂浜の侵食に対する応急処置であり、長期的な計画内容はまだ明らかになっていません。
ロイヤル・ハワイアン・ホテルからホノルル動物園までのワイキキのビーチは砂浜の侵食はまだ見られませんが、シェラトンホテルからアウトリガーリーフ、そしてワイキキショアの先まで、砂浜の浸食により、ビーチがほとんどなくなっています。
筆者もよくワイキキショアからヒルトンハワイアンビレッジまでお散歩をしますが、年々砂浜が短くなる様子を見てきました。2024年3月現在、砂浜非常に狭くなった状態になっています。コア・オアシスの前周辺では、波が道の方まで上がってくる時もあるほどです。
2021年にハワイ州はアウトリガー・リーフからシェラトン・ワイキキの間に、4つのビーチエリアを形成するために、5つの新しい突堤を設置する提案をしています。環境への影響に関する報告書がまだ完成しておらず、最終決定をしていない状況です。
なお、2020年にはロイヤル・ハワイアン・ホテルとシェラトンの間に突堤が設置されました。
現時点でハワイ州が予定している応急措置は、ワイキキのビーチから回収した砂を使用して、必要な場所へ砂の補充をする修復プロジェクトです。実際にいつから開始されるかはまだ発表がありません。
（こちらの記事は2024年4月2日に公開された砂浜侵食に関するハワイニュースナウの記事を参考に書かれています。）
