船酔いしにくい!オアフ島のホエール・ウォッチング・クルーズに行ってきました

船酔いしにくいアトランティスのホエール・ウォッチング・クルーズ

アトランティスといえばヒルトン・ハワイアン・ビレッジ前から出ているサブマリンが有名ですが、冬限定のホエールウォッチングのクルーズもおすすめです。今回は2021年の冬に私が個人的に参加したホエールウォッチングのツアーについて詳しくご紹介したいと思います。

ハワイの海でクジラに出会えたら、忘れられない思い出になること間違いなしです!

目次

クジラのシーズン

毎年12月から3月にかけてクジラがハワイにやってきます。出産と育児のためにアラスカから暖かいハワイへと移動をします。朝、昼、夕と時間に関係なく海面に姿を現してくれます。

なお、ハワイの法律で、80m以内にくじらに接近することは禁止されていますので、遠くからの見学になります。ただし、クジラが興味をもち、船の近くまで来るということが多々あるそうです。

船酔いしにくいアトランティスのクルーズ船

アトランティスのホエール・ウォッチング・クルーズの船

私自身、実はすぐ船酔いしてしまい、船に乗るのが嫌いで、この25年は船に乗ったことがありませんでした。どうしても9歳の息子とホエールウォッチングがしたいという気持ちが強く、今回クルーズに行くことを決心しました。

色々と調べていくうちにアトランティスのクルーズ船に辿り着きました。なぜアトランティスが良かったと言うと、最先端の横揺れ制御技術を備えクルーズ船だからです。

船酔いがすごく心配だったため、実際にアトランティスのクルーズに乗ったお友達にも話を聞きました。全く酔わなかったと言っていたので、おすすめの薬を教えてもらい、挑むことにしました。

船酔いしない方には大袈裟かもしれませんが、すぐ酔ってしまう私のような体質の場合、これは大きなチャレンジでした(笑)。

アトランティスのホエール・ウォッチング・クルーズについて

アトランティスのホエール・ウォッチング・クルーズに利用されているのは豪華な雰囲気のマジェスティック号。コロナ以前は日本語のクルーズツアーがありましたが、現在は英語のツアーのみです。船での解説も英語です。日本のお客様が増えていくと日本語のクルーズも出航するのではと想像します。

チケットはオンラインで予約する形でした。カレンダーで希望の日時を選択してクレジットカードで支払います。メールで予約確認書が届き、港(ピア)に到着したら予約確認書を携帯で見せてチェックインをします。

料金

大人:$97.00
小人:$48.50
2歳以下は無料

開催日時

2022年12月26日〜2023年4月2日
毎日 午前11:30〜午後2時
チェックインは午前11:00から可能です

集合場所

Majestic by Atlantis Cruises
301 Aloha Tower Drive, Pier 6
Honolulu, HI 96813, USA

予約

アトランティスのホエールウォッチングツアーの予約はこちら。今シーズンは2022年12月26日からスタートです。ツアーは現在英語での提供。現地集合となります。

ツアー当日の流れ

アトランティスのホエール・ウォッチング・クルーズのチェックインエリア
チェックインするピア6のオフィス前で記念撮影

ホエールウォッチングのクルーズツアーの当日の流れは以下の通りです。

1) 予約表を印刷(ホテルのロビーで印刷しましょう)
2) 集合場所
3) 酔い止めは1時間前に飲んでおく
4) 帽子とお水を用意。チップ用の現金も。
5) Aloha Tower, ピア6 (第6埠頭), Honolulu, HI 96813に到着
6) 予約確認書を見せてチケットを受け取る
7) いざ、船へ乗車!

酔い止め薬について

乗り物酔いの「酔い止め薬」は英語で「motion sickness medicine」と言います。車酔いは「car sickness」 で、船酔いは、「sea sickness」 です。

今回のクルーズで、私はDramamineという酔い止めをLongs(薬局)で購入して船の出航の1時間前に飲みました。乗りものにとても弱いのですが、お薬のおかげで結果的に全く酔わずにクルーズを楽しむことができました。

結構眠くなったので、強いのかと思います。あまり眠くならないLess Drowsy DramamineやNon Drowsy Dramamineというのもあります。なお、お子様用のDramamineもあります。

クルーズ船の中をご紹介

クルーズ船は3階建てになっていて、好きな場所を選んで見学をすることができます。途中で自由に動くこともできます。

クルーズ船 1階(お手洗いあり)

1階はレストランのようなテーブル席がたくさんありました。食事やサービスの提供はなし。スタッフもいません。水面に近いためくじらが見えにくいからでしょうか。ここには全く人がいません。写真がなく申し訳ありません。

クルーズ船 2階(お手洗いあり)

2階にはソファ席とテーブル席があり、賑わっているスペースです。ライブミュージックもありました(ミュージシャンがお1人)。

オーシャンビューの素敵な席

また、船2階の前方にはバーとスナックコーナーがありました(有料)。バーでは好きな時に現金もしくはクレジットカードで食事や飲み物をオーダーすることができます。

ホエールウォッチンクルーズのバー
ホエールウォッチンクルーズのバーで飲み物をオーダー

参考までに2021年シーズンのメニュー写真を掲載しておきますね。

ホエールウォッチングクルーズの飲み物のメニュー
ホエールウォッチングクルーズの食べ物のメニュー

2階のバーの後ろには小さめのデッキがあり、ここは私のおすすめスポットです。最初はあまり混んでいないのですが、くじらが現れると室内から人が出てきて、混雑します。屋根がないため暑いです。その点だけ日射病にならないように注意が必要です。

船酔いすると心配をしていたので、2階デッキの一番前に座りました(笑)。中央に座ると酔いにくいそうです。

3階

3階には広いデッキがあります。パノラマで海の景色を楽しむことができます。私は実は2回ツアーに参加したことがあるのですが、このデッキが一番人気で混み合います。

一番上なので3階の屋上デッキは見晴らしがとても良いです。また、屋根があるため、暑さにも影響されにくいです。

3階デッキにツアーのガイドさんがいらしゃって、スピーカー越しにクジラの位置を教えてくれていました(英語)。ガイドさんはすぐにくじらを見つける経験を持っていて、クジラが水面から出ていなくても、見抜くことができるのです。

ご注意

一部のオープンエア・デッキは屋根がありませんので、日焼け止めや帽子を持参することをおすすめします。

クルーズの体験レポート

私は2021年のクジラシーズンに2回ホエールウォッチングのクルーズに参加しました。2022年2月19日と2022年3月20日です。1回目のクルーズ体験をもとに内容をお伝えします。

1)アロハタワーがあるピアを後に、いざ!海へと出発します

最初は後ろ向けで海へ出発します。下に写っている写真が船の前方です。

アロハタワーを後にクジラの旅に出かけます

ハワイの風はすごく気持ち良くて、クルーズそのものが楽しく感じました。

ホエールウォッチングのクルーズスタート

2)ダイヤモンドヘッドの方へと向かいます

その日その日で行く場所が違うそうです。クジラの目撃情報により、場所を決めるとか。この日はダイヤモンドヘッドの裏あたりに行くとのことで、まずはワイキキの方へ向かいます。

ヒルトンハワイアンビレッジが見えてきました。

ヒルトン・ワイキキ前を通過してくじらがいるダイヤモンドヘッドの方へ向かいます

3)ダイヤモンドヘッドの方へ進んでいきます

クジラがいるとされるダイヤモンドヘッド周辺にだんだん近づいてきます。船は比較的ゆっくり進みます。船酔いもしていません(笑)。

クジラがいるとされるダイヤモンドヘッド周辺

4)ダイヤモンドヘッドの裏に到着。突然、クジラが!!

ダイヤモンドヘッドの裏に到着しました。ここまでは特にアナウンスはなかったように記憶しています。

クジラがいるダイヤモンドヘッドの裏に到着

そして、本当に突然、「クジラがいる」というアナウンスが入りました、一斉にみんながクジラがいる方向を見ます。

よく見てみると・・確かにクジラがいました!

何度も水面を出て水を吹いたりして、楽しそうに大きく泳ぐ姿が見れて、すごく感動しました。この時、もうすでに私は次は次のホエールウォッチングについて考えていました(笑)。

こちらは2回目のツアーに参加した時の写真ですが、3月下旬ということでクジラのシーズンが終わりかけていたからか、くじらがジャンプしている様子は残念ながら見ることができませんでした。その代わり、親子のくじらに遭遇することができました。写真の奥に見えるのがクジラの赤ちゃんで、手前に見えるのがお母さんです。

5)帰る時間になったので、アロハタワーの方へと戻ります

ホエールウォッチングの帰り

スタッフの方がアナウンスでクジラの位置を教えてくれます

スタッフの方の「クジラの位置」を伝える表現が少し独特なので、ご説明します。

2021年のクジラのシーズン中に行ったクルーズは、コロナの影響で日本のお客様も少なかったため、英語での案内でした。船のスタッフの方がくじらの位置を教えてくれますので、その方向を見るように事前に英語の勉強をしておくと良いでしょう。

スタッフの方は「Look at your 1 o’clock.」や「Look at your 11 o’clock.」など、時計の針で位置を伝えてくれます。船の前方が12時という前提です。

例えば、「Look at your 2 o’clock.」とアナウンスがあったら、船の前方を12時として、2時の位置を想像して確認をします。

わからない場合には、デッキに出てみて、他の参加者の方々が向いている方向や指を指している方を見ると良いかもしれません。

くじらとイルカの両方に会えることも稀にあります

実はすごくラッキーなことに、私たちがホエールウォッチングのツアーに初めて参加した日(2022年2月19日)はイルカも見ることができました。スタッフの方に聞いてみたところ、イルカが現れるのはそうないそうですが、ラッキーであれば出会えるかもしれません!

イルカが現れて、みんなクジラはそっちのけで、イルカに釘付けです(笑)。

イルカは20頭ほどいたかと思います。飛んだり、ツィストしたり、元気に船の周りをしばらく泳いでいました。次回はイルカのツアーにも行こうと誓ったのでした(笑)。

最後に

ホエールウォッチングクルーズを運行しているアトランティス

ホエールウォッチングのクルーズツアーについてご紹介しましたが、いかがでしたでしょうさか。ハワイの海でクジラに出会えたことは私たち家族にとって大切な思い出になりました。2022年のクジラシーズンもクルーズツアーに行きたいと思っています。皆さんもぜひハワイ旅行の思い出にご参加されてみてくださいね。

今シーズンは2022年12月26日からスタートです。ツアーは現在英語での提供。現地集合となります。

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この記事を書いた人

【山内マーシャ】神奈川県出身。19歳まで日本で育った日米ハーフです。夫と2012年にハワイ、オアフ島へ移住。実はイギリスにも10年住んでいたことがあります。ロンドン大学で社会研究論の修士号を取得し、しばらくイギリスで勤務。現在はホノルルで夫のオーダーメイド家具の事業を手伝っています。

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