マウイ島ラハイナ山火事による被害・寄付をするためのチャリティ情報

マウイ、ラハイナの山火事による被害と寄付をするためのチャリティ情報

2023年8月8日にマウイ島のラハイナでは、山火事により、大規模な火災がおこり、壊滅的な被害を受けました。こちらの記事では、現時点で分かっている被害の詳細、そして、被災した人々のサポートをしている各団体の募金情報をご紹介したいと思います。

目次

ラハイナの山火事の被害について(2023年8月19日時点の情報)

大規模な山火事がきっかけで焼けたラハイナのエリアは約4.8kmにわたっていると報道されています。メインストリートであるフロント・ストリートやその周辺が火災の被害に遭っており、街の中心がほぼ全滅した状態です。

今回の火事で、自宅やビジネスをなくした方々が大勢いらっしゃり、避難所がいくつか設置されています。大勢の市民が避難をしており、各団体が困っている方々へ支援を行っている状況です。

現段階では2,200軒以上の建物が火災で被害を受けたという報道が出ています。うち、86%は住宅とのことです。被害額は約8000億円と試算されています。

2023年9月12日時点で、115名の方の死亡が確認されています。お亡くなりなられた方々のご冥福をお祈り申し上げます。

マウイへの寄付について

読者様やインスタのフォローワー様より、ラハイナの災害への寄付先についてのご質問を多数お寄せいただいております。ハワイ・ニュース・ナウやスター・アドバタイザーなど、ハワイ現地の主要メディアが報じている援助団体をご紹介します。寄付をご希望の方は下記をご検討ください。

ハワイ州観光局はマウイストロング基金への寄付を呼びかけています。

マウイ島西部 山火事救援金
ハワイ州観光局推奨。日本円で1,000円から寄付が可能です。
https://congrant.com/project/htj2023/8132

マウイ・ストロング基金
ハワイコミュニティ財団(Hawai‘i Community Foundation)
非営利団体と協力して、被災者をサポートするための資金を募金しています。
https://www.hawaiicommunityfoundation.org/maui-strong

赤十字ハワイ(Red Cross Hawaii)
被災者を援助するための募金とボランティアを募集しています。
https://www.redcross.org/donate/donation.html/

アロハ・ユナイテッド・ウェイ(Aloha United Way)
ハワイのNPO団体で、被害を受けた人々を援助するためにマウイ救済基金を設立しました。
https://ignite.stratuslive.com/auw/get-involved/donate/mauirelief

フェースブックでマウイへ寄付することもできますが、資金が銀行口座に実際に入るまで30日〜45日かかると報じられています。

現在、Go Fund Meで多くの被災者による募金活動が行われています。こちらがその一覧です。
https://www.gofundme.com/c/act/wildfire-relief/maui

ラハイナ在住の日本人の知人も家も持ち物も車も失い、募金をしています。1年前にラハイナ中心でお会いしたばかりでした。少しでも協力したいと思っています。皆様のご支援をお願い致します。
https://gofund.me/b4a62211

ラハイナの山火事に関する記者会見(2023年8月10日)

ハワイ時間2023年8月10日にハワイ州知事やマウイ知事による記者会見が開かれました。各メディアが集まって、質疑応答も。一部音声が聞きづらい箇所があったのですが、ポイントをいくつか選んでまとめてみました。

ハワイ州の知事ジョシュ・グリーンによる言及
・アメリカ政府からの資金が降りたこと。アメリカ合衆国連邦緊急事態管理庁(FEMA)が被災した人々のお家などを再建するサポートを行う。
・ラハイナは今までのラハイナではなくなるが、立て直し(建て直し)を行う。数年かかるだろうと言及。
・使っていないお部屋がある人は被災者のために開放して欲しいと呼びかけました。
・被害額はまだ出ていないが、今後算出される予定。
・これほどまでの被害になった原因についてはこれから追求する予定。

その他
・連絡がつかない家族を探している人々をサポートするためのファミリー・アシスタンス・センターがカフルイ・コミュニティ・センターに設置されました。
・ラハイナの大規模火災は山側で発生した山火事から海の方へと広がったそうです。

ラハイナの山火事に関してハワイ知事による発表(2023年8月13日)

ハワイ知事ジョシュ・グリーンはインスタグラムで現状報告を行いました。その中でも重要だと思ったのは500ものホテルのお部屋が用意されていて、少しずつ避難所からホテルへの移動を行なっているということです。

市民の間でも注目を浴びているのが山火事の原因やサイレンをなぜ鳴らさなかった等についてです。知事は詳細を追及をするため、当日起きたことを細かく調査すると言及しました。

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この記事を書いた人

【山内マーシャ】神奈川県出身。19歳まで日本で育った日米ハーフです。夫と2012年にハワイ、オアフ島へ移住。実はイギリスにも10年住んでいたことがあります。ロンドン大学で社会研究論の修士号を取得し、しばらくイギリスで勤務。現在はホノルルで夫のオーダーメイド家具の事業を手伝っています。

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