ハワイ旅行に安く行く方法、円安物価高を乗り越える!

ハワイ旅行に安く行く方法、円安物価高を乗り越える!

今回はハワイ旅行に安く行く方法をご紹介したいと思います。今まで毎年ハワイに旅行していたけど、コロナ渦でハワイが遠のき、最近の円安と物価高でさらにハワイが遠い存在になってしまった、といった方も少なからずいそうです。そのような方のために、ハワイ旅行がもっと身近になるよう、コストを抑えてハワイ旅行に行く方法を整理したいと思います。

目次

ハワイ旅行に安く行く方法、その1
まずは出費が大きい航空券を見直しましょう!

ハワイへ旅行するにあたり、航空券は旅費の大きな割合を示しているはず。航空券の値段を見直して、賢くお得にハワイ旅行する選択肢を検討しましょう。

JALの子会社に当たる「ジップエア(Zip Air)」が2020年夏に開業し、日本とハワイの間をLCC(格安航空会社)が飛ぶようになりました。JALやANA、ハワイアン航空などはいわゆるフルサービスキャリアですが、LCCのジップエアはサービスを簡素化し、航空券の値段を抑えることを実現させているエアラインです。ジップエア(Zip Air)について詳しくご紹介している記事はこちら。

具体的にジップエアがどれほどお得なのか比較してみましょう。

2023年2月4日から2023年2月18日の日程でホノルル行きの飛行機(エコノミー)のチケットの値段を調べてみました(2022年10月7日調べ)。

結果、ジップエアは一番安いフルサービスの航空会社よりも¥41,785安いことが分かりました。4人家族となれば、ジップエアが¥167,1405安いことになります。節約して浮いた分は現地のホテルやアクティビティに使うことができます!

【ジップ・エア】
往復 ¥99,296(燃料サーチャージ込み)
・23kgまでのスーツケースを1つ預けるサービス付き
・機内食付き
・座席指定のオプション付き

【JAL】
往復 ¥144,140(燃料サーチャージ込み)
・23kgまでのスーツケースを2つまで無料
・機内食やスナック、飲み物付き
・座席指定

【ANA】
往復 ¥141,081(燃料サーチャージ込み)
・23kgまでのスーツケースを2つまで無料
・機内食やスナック、飲み物付き
・座席指定

【ハワイアン航空】
往復 ¥141,340(燃料サーチャージ込み)
・23kgまでのスーツケースを2つまで無料
・機内食やスナック、飲み物付き
・座席指定

なお、ジップエアはより安く買うこともできます。航空券の発売がされると同時に予約すれば、フルサービスキャリアの半額で買うこともできるのです。

Zip Airで安くハワイにいく

ただし、ジップエアのようなLCCの利用には注意が必要です。確かに安いのですが、使い勝手が従来のJALやANAとは違うため、気を付けるポイントがいくつかあります。

例えば、ジップエアは機内にテレビがありませんので、自身の端末に映画などを事前にダウンロードしておく準備が必要です。また、飲み物などのサービスは有料です。と言ってもさほど高くありません(例えば、飲み物が350円)。また、ジップエアは航空券の購入後、一切の変更とキャンセル(払い戻し)ができません。

それから、スーツケースもバリューパックを買った場合、一つのスーツケースしか預けられないので、例えば帰りの飛行機にはお土産などでスーツケースが1個増える場合には事前にネットでスーツケース代金を支払うなど、コツが入ります(空港で買うと高くつきます)。

LCCの安い航空券は不便さや簡素化されたサービスではありますが、その分お値段を抑えてハワイに飛べるというのが大きなメリットです。ハワイに安く旅行をされたい方は是非ジップエアも視野にいれてみてくださいね。

ハワイ旅行に安く行く方法、その2
安心して利用できるけど安価なホテルを見つけましょう

ホテル代が異常に高騰しているハワイでは、1泊$600〜$700かかるのも普通になってきました。できるだけリーズナブルに泊まれるホテルを探しましょう!

例えば、料金比較ができるウェブサイトを活用して、できるだけ安く泊まれる宿を探すのは良いと思います。また、AIRBNBのサイトに行けばパシフィック・モナークやイリカイ、バニアン、ワイキキサンセット、アイランドコロニーなど、安いけれども安心して利用できそうなお部屋が見つかることでしょう。

しかし、AIRBNBで予約をした場合、日本語対応をしていなかったり、お部屋の質やサービスもまちまちかもしれません。また、キャンセルポリシーもオーナーによって違いますので、細かく確認が必要です。LCC(格安航空会社)のように、そう言ったデメリットは目をつぶって受け入れるか、或いはちょっとお金がかかっても少し良いホテルを予約するのか、それぞれのニーズや希望に合わせてホテルを選びましょう。

また、タイムシェアという選択肢もあります。先に投資額が必要になりますが、ホテル代が高騰している最近のハワイではむしろタイムシェアの方がコストをおさえられるのではと思っています。管理費は毎年上がるものの、比較的安定しています。なぜなら管理費は設備やお部屋の維持費から算出されていて、ホテル代のように需要と供給バランスに振り回されないからです。特に日本人オーナーに人気なのはヒルトンのタイムシェアです。一つの選択肢として検討するのも良いでしょう。

こうして、個人旅行として滞在先をご自身で予約をすることにより、旅行会社に手配を頼まないので、節約をすることができるのです。

パシフィックモナークのような安価はハワイの宿を探す
パシフィック・モナーク

ハワイ旅行に安く行く方法、その3
ハワイの食費は高額!節約できるポイントをご紹介!

ハワイでん食費を節約する方法はいくつかありますのでご紹介したいと思います。

・プレートランチを活用する
ハワイで節約するなら、プレートランチが活躍するかと思います。レストランでテーブルサービスを受けて食事をすると、メニューも割高ですし、サービスに対するチップが20%ほどかかってきます。節約をするならばプレートランチを取り入れて、賢く食事をしましょう。ハワイには公園やベンチが多いので、海をみながらのランチも良いかもしれないですね。

・フードコートを利用する
レストランはどうしても高くなりますが、フードコートであれば比較的安価で外食を済ますことができます。ロイヤルハワイアンショッピングセンターのフードコートを全店舗ご紹介している記事がありますので、ご参照ください。なお、アラモアナショッピングセンターにもフードコートが2つあります。

・料理をする(日本から食材を持ってくることも検討)
また、キッチン付きの宿であれば、食材を買ってきて料理をすることも可能です。バニアンやアイランドコロニーなどのバケーションレンタル、そしてほとんどのタイムシェアのお部屋にはキッチンがついているので、ぜひ節約するためのお料理ご検討ください。ファーマーズマーケットやスーパーで買ってきた食材を料理するのも良いですし、日本から持ってきた食材を使うのも良いと思います。

・ハッピーアワーを活用する
外食をするときはハッピアワーを利用するというのも良いと思います。場所によっては30%オフ近く割引されているハッピーアワーもあります。時間帯はディナーの前なので、ずれますが、その分節約になりますので、ぜひご検討ください。特に人気でお得なのがアラモアナにあるプライムステーキ&シーフードです。まだ行ったことがないのですが、そのお得感はメニューからよく分かります。ハッピーアワーに関する記事を先日公開しましたので、合わせてご参照ください。

・量が多いので、シェアする
アメリカの食事は基本的に量が日本よりも多いですよね。それをメリットとして捉えて、プレートランチを頼んだら夫婦2人でシェアをしたりして工夫をすると、節約ができるかもしれません。足りなければ買い足せばオッケー。なお、レストランでは2人でテーブルを使って一人分しかオーダーしないのは良くないのでご注意ください。

・レストランの食事をテイクアウトする
レストランで座って食べると、ついついオーダーしすぎてしまったりしますよね。また、サービスに対するチップがどうしてもかかってきます。そこで、食べてみたいレストランがあれば、テイクアウトを検討するのはいかがでしょうか。お部屋に戻って食べたり、眺めの良いベンチで食べたりすることができます。

安価なプレートランチを利用

ハワイ旅行に安く行く方法、その4
ハワイで出来る無料または安価なアクティビティを楽しむ

ハワイには遊べる大自然がたくさんあります。ハイキングや海水浴を楽しむのはただです。そして、他にも無料で楽しめるアクティビティがありますので、いくつかご紹介したいと思います。

・ハイキング
ダイヤモンドヘッドとマノアフォールズはホノルル市内にあり、アクセスも悪くありません。また、マカプウ岬まで足を伸ばせるのであれば、マカプウやペレの椅子まで行くハイキングもあります。

・ビーチを楽しむ
ワイキキやアラモアナのビーチはワイキキに滞在している方であればアクセスが良いです。また、遠出できるのであればラニカイビーチも美しいのでおすすめです(駐車場がないので、バスで行くのが良いかもしれません)

・ホテルのアクティビティプログラム
ホテルに宿泊している場合、ホテルがアクティビティを提供しているかもしれないので、確認してみましょう。ヨガ、レイメイキング、ウクレレなどいろいろなイベントを提供しているホテルもあります。

・商業施設の無料イベント
ショッピングモールが提供しているアクティビティやイベントもチェックしておきましょう。特にロイヤルハワイアンショッピングセンターは充実していて、フラショーやレイメイキング、ラウハラのブレストレット・メイキングもあります。

・カハラホテルにイルカを見に行く
カハラホテルに朝食やお茶で行った場合、帰りに敷地内にある池にいるイルカを見に行くのも楽しいものです。午後5時にはフィーディングタイムもありますので、楽しいです。

・ファーマーズマーケットへ行く
土曜日の午前中はカカアコ とKCC(ダイヤモンドヘッド)でファーマーズマーケットが開催されています。いろいろなお店が出店しているので、ぶらぶら歩きながら見ているだけでも楽しいです。

ロイヤルハワイアンショッピングセンターの無料アクティビティ
ロイヤル・ハワイアン・ショッピング・センターの無料アクティビティ

ハワイ旅行に安く行く方法、その5
ハワイの節約出来る移動法を調べておこう!

ハワイで意外にもお金がかかるのが移動です。ザ・バスやBiki(レンタル自転車)を活用して、交通費を抑えるわざを身につけるのも良いかと思います。ザ・バスであれば、片道$3で移動できますし、1日に何度も乗る場合には$7.50の1日券があります。ザ・バスの使い方に関する記事もありますので、ご参考いただければと思います。

ただし、4人など、移動する人数が多い場合にはウーバー(個人タクシー)の方が安いし早いなんてこともあるかもしれません。また、滞在先の場所と旅程内容によっては交通費があまりかからないで済むこともあるかもしれません。例えば、ワイキキ中心に滞在して、ワイキキ、ダイヤモンドヘッド、モンサラット、アラモアナなど周辺エリアを散策する場合には交通費もあまりかかりません。

また、レンタカーをする日を1日や2日にしぼることで、行動範囲を広げながら節約することもできます。ワイキキにもお得な日系のレンタカー会社があります。レンタカーに関しては、また改めてご紹介したいと思います。

ハワイを安く旅行するためのザ・バス

ハワイ旅行に安く行く方法、その6
お得な交通手段を利用しよう

交通手段を節約して移動する方法がいくつかあります。

・JCBカードがあれば、ワイキキトロリー(ピンクライン)が無料
ピンクラインはワイキキとアラモアナを行き来するトロリー。無料で乗ることが出来るので混んでいることももありますが、乗れなければ次のバスを待って乗る形になります。

・ザ・バスは$3で2.5時間乗り放題
ホノルル市が運営しているザ・バスはTheBusでオアフ島のどこのエリアにも行くことができます。片道$3で、2.5時間以内であれば$3で乗り放題です。時間の間隔を開けて、1日に何度もバスに乗る場合にはHoloカードを購入して($2)、1日券を利用しましょう($7.50)。

ワイキキトロリーはハワイ、オアフのトロリー

ハワイ旅行に安く行く方法、その7
必要なものは日本から持ってこよう

ハワイの物価がとても高くなっていますので、必需品は日本から持ってきましょう。忘れ物をしてしまうとハワイ現地で購入することになり、高くついてしまいます。例えばですが、歯ブラシを忘れてしまうとハワイでは$3もしてしまいます。ゆっくりパッキングして忘れ物が内容にしっかり準備しましょう!

ハワイ旅行に安く行く方法、その8
ショッピングは為替レートが良い日に

調整するのが難しいかもしれませんが、お買い物をする場合には、為替レートが良い日を選ぶとお得です。クレジットカードで支払う場合は、その時々で為替レートが変動します。為替レートを確認をしながら買い物をして少しでも節約しましょう!

最後に

安く過ごすハワイ旅行

安くハワイ旅行をする方法をいくつかご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。お得に旅を楽しむには、どうしても手間や工夫が必要になりますが、その分節約を可能にします。

せっかくのハワイ旅行なので、しぼるところはしぼって、楽しむところは楽しむ。旅の目的を忘れずに、是非楽しく節約しながら、素晴らしいハワイ旅行を実現させてくださいね!

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この記事を書いた人

【山内マーシャ】神奈川県出身。19歳まで日本で育った日米ハーフです。夫と2012年にハワイ、オアフ島へ移住。実はイギリスにも10年住んでいたことがあります。ロンドン大学で社会研究論の修士号を取得し、しばらくイギリスで勤務。現在はホノルルで夫のオーダーメイド家具の事業を手伝っています。

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